地上に下りて徒歩で五稜郭公園を散策します。
地上から見た天にそびえ立つ五稜郭タワー。
五稜郭タワーと並ぶ公園の見どころが箱館奉行所。
ところでこの五稜郭を設計、監督したのが武田斐三郎先生。
その業績も素晴らしいんですがご出身が伊予大洲藩(現愛媛県大洲市)でうちの親父と同郷(近所)、方や幕末に五稜郭を建設、方や昭和に十三で焼肉屋を興すと先人は立派な方が多いです。
勢いあまって先人と書きましたが、うちの親父は健在です(^^;
この厳かな建物が日本最初の開港地のひとつ函館で、幕末の北辺警備と対外折衝の重責を担った箱館奉行所。
明治4年(1871年)解体されてから約140年、4年間の工期をかけて材料を吟味、最高の技術を駆使して往時の建築を忠実に再現したのがこの箱館奉行所。
時代劇に出てきそうなだだっ広~い大広間、幕末にここで重要な話し合いがもたれたのか、それとも夜な夜な宴が繰り広げられたのか(?_?)
現代なら観賞用に作られる中庭も江戸時代には違った意味合いがあり、採光や雨水処理にを目的に作られたそうです。
江戸時代から匠はいたんですね~
館内は見たり触れたり映像と手法を凝らし、五稜郭や幕末の歴史をわかりやすく解説しています。
歴史の時間に学んだ土方歳三や黒船でおなじみペリーの箱館来航、思わず見入ってしまう幕末のストーリーに学生時代もっと勉強していれば・・・
そんな後悔をさせられる圧巻の展示品の数々です(^^;
五稜郭を囲むお堀にある貸しボート屋さん、時間に余裕があれば歴史に浸りながらオールを漕ぐのも一興ですよ(^_-)