大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 明治時代にタイムトリップ

  2016年09月09日 (金)

こちらの「カトリック元町教会」は徳川幕府が発布していたキリシタン禁教令が廃止されるのに先駆け、キリスト教宣教再開の象徴として横浜と長崎に建立するカトリック教会と並び、国内では最も古い歴史を持ちます。

「函館市元町末広町伝統的建造物群保存地区」と舌をかみそうなエリアは、函館山と函館港に囲まれこの地区がもっとも繁栄していた明治末期から昭和初期にかけての洋風・和風・和洋折衷の建物が多く残る地域で史跡が集中したエリアです。

日本初のロシア正教会聖堂である「函館ハリストス正教会」、1916年にロシア風ビザンチン様式の聖堂として再建され1983年に国の重要文化財に指定されました。

レンガ造りの建物は壁を白色の漆喰塗仕上げにし、屋根は緑色の銅板を用いています。 屋上には冠型をしたクーポル(ドーム状の小塔)が6つあり、それぞれに十字架が添えてあります。

浄財を納めれば教会内を見学することが出来、祭壇に掲げられた絵画の説明付き案内書を見ながら静かに時を過ごしましょう。

「旧函館区公会堂」は工事費の大半が豪商相馬哲平の寄付による建物で、大火によって焼失した住民の集会所であった町会所(まちかいしょ)を再建しようと、豪商相馬哲平氏や住民からの寄付などを元手に1910(明治43)年に竣工しました。

タクシー運転手さんの話でもこの相馬哲平のお名前は何度も出てきました。

和と洋の要素が融合した建築意匠に優れ館内に置かれた家具の保存状態も良く、この二階なんて床もピッカピッカ。

昔の昼ドラ「華の嵐」で長塚京三と高木美保が踊っていたシーンを思い出します、ってわたしだけか・・・

2階のバルコニーからの眺めは絶景で、ここで昔のハイカラ衣装を着て記念撮影を楽しむツーリストがうじゃうじゃいました。

バルコニーから見える元町公園は市民の憩いの広場と言いたいとこですが、歴史的にはとても重要な場所だったのです。

どこから見てもフツーの公園ですが江戸時代には箱館奉行所が開かれ、その後も北海道函館支庁庁舎等が築かれるなど、常に函館を司っていたのがこの場所です。

鎖国が終わり日本が開港した港の一つ函館で現在の外務省の役割をしてましたが、港から鉄砲で攻撃されるのを避け(その当時推定3キロは飛んだらしい・・・)五稜郭内に箱館奉行所が移設されたのです。

日本全国の焼肉屋でこんなに勉強になるブログは請来軒だけ、詳細はご来店下さればベラベラお話します!(^^)!

先ほどの「旧函館区公会堂」とこちらの「函館市旧イギリス領事館」はお得な共通入場券があるので見学しやすい施設です。

1913(大正2)年築で1934年まで領事館として使用されていましたが、ペリー来航をきっかけに開港するまでの歴史をパネルで学べるほか、室内に置かれた木樽のスコープをのぞき込むと町風景の移り変わりや外国人が音楽に合わせてユニークに踊る動画を見て楽しめます。

函館は街がコンパクトな分見所も集中しているので、観光には便利なロケーションです。

観光はこれでお腹一杯、メンバーお待ちかね最後のイベントが待ってます(^^)/


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