ランチの後は再び観光、赤の広場前の広場ではいつもイベントが開かれておりこの日も多くの露店が並んでました。

中でもいい香りを放つのがBBQの屋台、ロシア人は牛豚鳥羊なんでもござれで、串刺しにしたBBQはロシア人の大好物です。

またまた赤の広場に戻ってきました。　朝とは違い広~い広場には観光客がい～っぱい、記念撮影やじっくり見学したいなら8時頃に行きましょう(^^)/

赤の広場のシンボルと言えばこの「聖ワシーリー寺院」、1561年にカザン・ハン国との戦勝を記念してイワン雷帝が建立。

中心のポクロフスキー聖堂を8つの聖堂が囲むようにして立っており、その姿は国家統一とそれを支える階層を象徴したものです。

この地に立ってサンクトペテルブルクのガイドさんが「聖ワシーリー寺院より、こっち（サンクトペテルブルク）のスパース・ナ・クラヴィー大聖堂の方が優美です」の言葉を思い出しました。

どちらともモザイク芸術で飾られてロシア正教の教会に、優劣なんて付けれなくどちらとも「美しい」の一言。

ワシーリー寺院前で説明を聞いた後ガイドさんが「中に入って見学しますか？　普通の教会でそんなに見どころはないですけど・・・」、「スルーします」と即答。

そういえばサンクトペテルブルクのガイドさんもスパース・ナ・クラヴィー大聖堂の前で同じような説明を受けました。

外観の美しさを競っている両教会ですが、見どころがないのは共通の見解みたいです・・・

ワシーリー寺院を過ぎてさらに南に進み、クレムリンの全景を見渡せるモスクワ川にかかる橋へ移動します。

余談ですがこの日モスクワマラソンが開催され市中心部は通行止めに、ガイドさんが「普段は渋滞の激しいクレムリン周辺に車がいないのは珍しいですよ」に何か得した気分⁉

ワシーリー寺院から300メートルで赤の広場入口から1キロと結構歩きますが、そのご褒美はクレムリンの全景(*^^)v

午前中に訪れたカザン大聖堂の塔もワシーリー寺院、それに周辺にある公園やロシア正教の教会が一望。

クレムリン観光の最後はこの橋からの記念撮影。

先に全部回ってからこの橋に来てクレムリンの全景を眺めながら帝国ロシアの歴史や野望、それに今のロシアに思いを馳せてみましょう( ^^) _U~~