初日のディナーは建大(コンデ・건대)、ここでリサーチしたお店に向かいます。
明洞からタクシーで20分東に向かったエリアですがこれでもタクシー代はW10000(約1000円)、タクシーは相変わらずリーズナボーなので移動手段には最適です。
ここ建大エリアは明洞よりエネルギッシュで大阪で例えれば明洞が梅田で鍾路が十三、建大は心斎橋やアメ村といった感じ。
地図をたよりに目的地に辿り着くとお店がない・・・
近くのセブンで聞くと「つぶれたよ」とアンビリバボーな返事、お店の出入りが激しい韓国では日常茶飯事ですが確認しなかったことに反省。
でも通りを見渡せば飲食店が目白押し、苦境から逆にお店選びが楽しいのがこの建大エリア。
どのお店も店先に美味しそうなメニューの写真がバーンと貼ってあるので安心、そんな中飛び込んだのがこちらの「イモネワンコプチャン」。
コプチャンとは内臓(特に大腸や小腸)で日本でいうホルモンです。 韓国のホルモン料理は日本の在日韓国・朝鮮人が日本のそれを祖国に持ち帰って広まったってご存知でした?
このお店のメニューもハングル表記のみですが、店内にも写真付きメニューがあるので安心(*^^*)
数種類のコプチャンの中から選んだのが、今ソウルグルメシーンで流行っているアレ(一人前W12000)。
パンチャンはカクテキと寒い冬やオイリーな料理に欲しくなるわかめスープ。
運ばれて来た鍋の中身は今夜の主役豚肉のコプチャン、その中央にはソウルで流行しているチーズ。
ある程度厨房で調理されてから出てくるので、テーブルで店員さんがコプチャンとチーズをかき混ぜれば完成です(^^)/
ピリ辛のコプチャンとチーズのマリアージュ、その二つが合わさることによってコプチャンの旨味とチーズのコク両方が引き立つのが不思議(^^ゞ
サンチュにコプチャンをのせニンニクとコチュジャンをまとわせたお約束の葉っぱ巻きまき、この食べ方こそが韓国料理の醍醐味=(^.^)=
シンプルにコプチャンの味を楽しむもの良し。
今回何店かお邪魔して以前はあまりおいてなかったクラウドビール、現在はどのお店でもクラウドがメインになっていました。
濃くも薄くもない麦芽の香りとキレのある喉越し、今度はクラウドの生を飲んでみたい〜〜
ビールの後はチャミスル(韓国焼酎)で乾杯(^^)v 全体的に辛めな韓国料理と甘い焼酎合いますね〜
郷に入れば郷に従えでビールを焼酎で割るチャメもグイグイ胃袋に入っていきます(^-^)
ラストはポックンパ(焼きめし)でしめなければ食事した感がありません。 焼肉や鍋でもしめは必ずポックンパ、その味が店ごと食材ごとにバラエティーに富んでいて韓国料理のお楽しみの一つです。
ここでも鍋に残ったソースや具とごはんを店員さんがリズム良く混ぜていきます。
3分もすればお焦げ付きポックンパの完成です。
コプチャンのソースに韓国海苔とごま油の風味がまた食欲をかきたてます。
お供のわかめスープが口の中をさっぱりさせ、最後まで飽きる事なくポックンパが楽しめます。
ローカルが食い入るように見ている店内のテレビに目をやると韓国版レコ大、番組は日本も韓国も年末は同じみたいです。
当初の予定とは違うディナーにはなりましたが、初の豚コプチャンも大満足のうちに完食。
もうすぐ新年を迎える時間だと言うのに通りにを歩く人はさっきより増えています。 どうやらクラブのカウントダウンで盛り上がるみたいですが、アラフィフの我々は大人しくホテルに戻ります。
2016年もお世話になりました。
皆様佳いお年をお迎えください<(_ _)>