ホテルの自室でぐうたらしていると時間はお昼、仕事をしていないのにお腹は空いてきます。 街を歩いているとオフィスビルからサラリーマンが続々とランチに向かうその後ろ姿を見て、ローカルに付いていけば美味しいランチにありつけるであろうと後を追う事に。
サラリーマンが吸い込まれて行くお店が本日のランチ、明洞と市庁の中間にあるお店の名はキムサンボ(김삼보)。
ドアを開けるといきなり行列、座敷にテーブル席併せてかなりの大箱ですがお昼前にそれが満席になるとはかなり期待が持てます。
ただ5分も待たずに案内されたのは良かったのですが、テーブルの上も下も先客の残骸が残っているのはご愛敬。
厨房上にある写真付きメニューには日本語が書いてありますがそれ以外は全てハングルオンリー、でもランチはたいがい皆さん同じものを食べるのでそれを見れば問題ありません。
周りのほとんどが食べていたのがこのキムチチゲ(一人前W7000)、ここはブテチゲみたく最初からラーメンが入っています。
パンチャンはキムチのみですが、嬉しいことに大好物えごまの葉のキムチがありました(^^♪
似ていて区別がしづらいキムチチゲとブテチゲの最大の違いが次の二点。 一つはゴロゴロ入っている豚肉で、二つ目は真っ白で少し硬めの豆腐(トゥブ)が入っている点です。
程よい辛さに食べごたえある豚肉は確かに美味しいですが、こちらはもう一つウリがあります。
それは研いだ韓国産米を水にひたし圧力をかけて炊き上げた釜飯、ホクホクで美味しいですが残ったお米に水を入れて韓国名物おこげ(ヌルンジ)も楽しめます。
見た目はお下品ですが私には食欲をそそるビジュアル、OLさんも涼しい顔でチゲやキムチを頬張る姿に頼もしさを感じます。
スープがしみたごはんをえごまの葉キムチで巻いて食べる、キムチの酸味とえごまの爽やかな刺激まさに至福の時間です(^^ゞ
あまりお腹が空いてなかったけど周りの人につられ完食、こんなランチを毎日食べてたらそりゃ元気も出ます。
今からサラリーマンの方々はお仕事、私はチムジルバンで汗を流すとします(^^♪