JR長崎駅の市電の線路を挟んだ向かい側にある駅前商店街、細い通りの石畳もしっかり雨に濡れ長崎らしい風情が漂います。
この日の昼食は駅から徒歩5分もかからない場所にあるこちらの中華料理「蘭桂坊(ランカイフォン)」さん、駅から一番近くで本格的な中華料理が楽しめるお店です。
派手さはないですが清潔な店内、ジャスミンティーと使い捨てながら温かいおしぼりが客人を迎えてくれます。
メニューを見るも長崎を訪れた観光客がオーダーするのはあの二品しかないでしょう。
まずは長崎グルメのド定番である長崎ちゃんぽん。
中華麺とは味も食感も違うちゃんぽん麺はストレート麺でスープに絡みやすく、またたっぷりの野菜がスープに絶妙な甘みを加えています。
季節柄牡蠣も入っておりちゃんぽんで四季を感じることが出来ます。
一見濃そうなスープでスパイスは効いてますが、しつこくない豚骨スープが麺と具材をさり気なくつないでいます。
やきめしと水餃子が付いたお得なちゃんぽんセット、しっかり味の付いた餡の水餃子は何もつけずそのままで美味しく頂けます。
長崎グルメのツートップもう一つはご存知長崎皿うどん。 パリパリに揚げた麵の上にかかるは具沢山でとろみのあるアツアツの餡、大阪で食べるのと違いその餡はほのかに甘みを感じます。
長崎の料理は総じて砂糖をよく使うので甘めの味付けです。
豚肉や魚介に野菜と新鮮な食材のコラボがたまりませんが、なぜかこのかまぼこが特に美味しく感じました。
パリパリの細麺の食感がアクセントの皿うどん、餡でふやけた麺もイケます(^.^)
寒い時期には特に美味しく、そして身体が温もるチャンポンに皿うどん。 お腹もスッカリ長崎モードに突入、今からチョット変わった観光に出掛けます。
さすがは坂の街長崎、山肌にへばりつくように高い所まで建物が建っています。 小雨そぼ降るこの風景こそが、まさにザ・長崎です(^^)