大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 宮本家の夜は蔵BARから

  2018年08月09日 (木)

陽もだいぶ傾いてきましたが、夕方になっても気温が下がらない異常気象の日本。

チェックイン時に夕食は6時半からとリクエストしたら、宿の方が「じゃあ6時にこちらに来てください」と言われやって来たのがこちらの「蔵BAR」。

趣きのある蔵の中には自家製の果実酒が並ぶ圧巻の光景。

宮本家周辺で採れた里山素材を使ったたくさんの自家製果実酒がなんと50種、山の実や四季折々の果実で造られた山の実酒や果実酒を食前酒として頂けるまるで海外のレストランみたいに粋なシステム。

果実酒それぞれに効能があるので、今自分にチャージしたい物をリクエストすることが出来ます。

何を飲んだらいいのか分からない方も、スタッフがきめ細かに教えてくださいます。

リクエストした肝臓に効く果実酒を一飲み、良薬は口に苦しを地で行く強烈なお味(/_;)

50種類以上ある果実酒はお代わりも自由ですが、それよりとある写真に目が留まりました。

トマトの旨味だけを凝縮した果実酒、トマト大嫌いな私も唸る甘さ(^.^)

スタッフに案内され二階に上がるとそこにあるのは先祖代々伝わるお宝や雛人形、これだけでも見応えがありますがそれ以上に目を引くのが・・・

大相撲の化粧まわし、なぜこれが展示されているのかというと・・・

先ほど行った母屋に飾られていた力士の写真に、関取にしか着けることが許されないこの化粧まわし。

私の隣にいらっしゃる方は蔵BARで宿泊客をもてなす宮本家十二代目の当主であり、実は武蔵川部屋に所属していた元幕内力士の剣武(つるぎだけ)こと宮本一輝さんです。

日体大で大学チャンピオンになり角界入り、その当時の武蔵川部屋と言えば横綱武蔵丸を筆頭に大関出島に雅山や武双山と大相撲をけん引する錚々たる力士が所属していました。

宮本さんは幾多の怪我を乗り越えて幕内まで昇進、しかし旅館を継ぐために潔く相撲界を去り家業を継がれたそうです。

宮本さんはあの横綱白鵬と同期で稀勢の里とも親交があり、旅館には畳四畳分はある兄弟子・横綱武蔵丸の優勝楯が誇らしげに飾られていて大相撲ファンには垂涎のお宝もあります。

ここで分かりましたよね、宮本家さんのキーワードはズバリ「大相撲」なんです。

でも海外のレストランみたいに、ディナー前バーカウンターで食前酒なんて洒落てますよね。

今から夕食ですが、そこにも大相撲のスパイスが加わった料理が待ち受けていました(^.^)


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