氷見を後にして車で30分、今夜の宿泊先高岡に移動。
ぱっぱと高岡市内を観光、まずやって来たのが千本格子の家が並ぶ金屋町(かなやまち)。
加賀藩藩主前田利長によって開かれその政策により鋳物で栄えた「高岡」、中でも鋳物資料館にある「高岡鋳物制作用道具及び製品」は国の有形民俗文化財に登録されています。
物づくりで栄えた高岡ではその特性を活かし体験型アトラクションが人気、相方が探してきたのがこちら「大寺幸八郎商店」さん。
ここではアクセサリー作りが体験できます。
工房の中には所狭しと置かれた工具や材料、本を見ながら好みのデザインを選びます。
一本の小さな錫からピアスを作るそうで、横にはベテランスタッフの方が親切丁寧にアドバイスして下さるので初心者でも安心(*^^*)
滅多に見せない真剣な表情の相方、これはお約束の一枚ではございません( 一一)
何から何まで手作りの工程、細かい部品を選びながらの作業が続きます。
約20分で世界に一つしかないピアスの出来上がり、ちなみに体験料金は2000円で予約が賢明です。
続いては土蔵造りの建物が並ぶ山町筋(やまちょうすじ)、明治後期の大火後に建てられた旧家が42棟立ち並んでいるエリアです。
この赤レンガ造りの建物は富山銀行として現役バリバリ、この赤レンガ銀行は東京駅を設計した辰野金吾の監修で大正3年に建てられたものです。
こちらは全国で5つしかない国の重要有形無形民俗文化財である「御車山(みくるやま)」を展示する高山御車山会館。
こちらは有料施設ですが祭りごとが苦手な私、手前の無料展示物コーナーでお茶を濁します。
シンプルですが山車に凝縮されたものづくりの町高岡の工芸技術や、御車山を守り伝えてきた町民文化に触れることが出来ます。
ポスターで味わう高岡最大の祭り「高岡御車山祭り」が繰り広げられる、この界隈は通称山町筋と呼ばれています。
さすがは薬の本場富山、薬局もご覧のように重厚な建物になっています。
これからもうちょっと足を延ばして、富山県唯一の国宝を拝みに行きます。