台湾でお約束の一枚がなかったのでホテルのマスコットと一枚、今から夕食に出掛けます。
夜もローカルの友人のナビゲートのもと台北の小路をくねくね、そんなマイナーの通りにあるのが稲庭うどんの「佐藤養助商店」。
わかりずらい場所に店を構える稲庭うどんの雄、世界各国で日本の名店が頑張っています。
たどり着いたのは台北市のど真ん中の割にはガイドブックにはなかなか載っていないローカルな雰囲気の「遼寧街夜市」、海鮮料理やガチョウ料理が充実のローカルに人気で他の夜市とは違い居酒屋感覚のお店が密集した夜市です。
案内して貰ったのは遼寧街夜市屈指の人気店「鵝肉城」、遼寧街夜市の中でもかなり目立っている電飾つきのド派手な看板でひときわ目を引くこちらは鵝肉(ガチョウ肉)と海鮮料理のお店。
店先には写真付きのメニューが七夕の短冊みたいにかかっていますが・・・
店頭で店員の大阪風のおばちゃんたちが威勢よくズラリと並んでいる海鮮を猛プッシュ、相談しながら量や調理方法を決めますがおばはんの圧には決して屈せず自分の食べたい魚介や量を伝えましょう<`ヘ´>
美味しそうな魚たちに海鮮料理と目移りしますが、商売上一番売れている魚介が気になりおばはんに尋ねると「全部新鮮で美味しいあるよ」と剛腕の返しが(>_<)
乾杯は初めて見る台湾ビール、プレミアムは濃い味ですが「爽」は味気のないライト過ぎな飲み口。
付き出しは台湾のド定番「シジミの醤油漬け」、そこまで醤油きつくなく臭みもナシ漬けたので身がねっとりとしてビールのは最高のお供です(^-^)
サービスのアテは魚の皮のマリネで魚は身と皮の間の脂が美味で、程よい乗りの脂とお酢系のドレッシングでさっぱりと頂けます。
香港で有名な酔っぱらいエビ風ですがお酒を入れていない普通の焼き海老、想像できる味だとナメてましたが・・・
プリプリな身は当たり前ですが驚くほど甘く、また頭のお味噌が濃厚でより身の甘さを引き立てています。
ここのお店はドリンクはセルフで冷蔵庫で好きなお酒を選べ、棚には紹興酒やアルコール度数のアホみたいに高い白酒(中国版テキーラ)まで危険なお酒が並んでいます。
せっかくの台湾なので紹興酒をセレクト、二番目に高くても330元(1000円強)とリーズナボー。
はまぐりの炒め物は中華独特の調味料が効いたクセのある一品、でも濃い目の味付けとはまぐりの身がうま~くコラボしています。
白身魚のフライはご覧のようなビジュアルでネギとニンニクがてんこ盛り、フワッとした身がスパイシーなネギとニンニクのおかげでより一層甘みを感じます。
〆は海鮮と並びお店のウリである鵝肉(ガチョウ肉)。
看板メニューの一つで硬くも柔らかくもない絶妙な肉の弾力がたまりらなく、塩水鵝は塩味がきりっとし好みで辛いタレか甘辛いタレにつけていただきます。
メインは魚の蒸し物で生姜醤油ベースのタレで蒸し煮にされています。 いつもは二人なので食べる機会がなかったこの料理、見た目グロテスクな顔でしたが身はホクホクで淡い白身。
海鮮料理を堪能しましたがお昼から夜まで食べっぱなし、でも不思議とお腹にガンガン入っていくんです。
特に中華料理はグループでわいわいがやがや食べるのが一番、でもまだお腹には余裕がありそうな・・・(^_-)-☆