大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 初春の宴 京甲屋

  2019年01月07日 (月)

某所で過ごした年末年始、この日は大好きなお店へ年始のご挨拶に伺いに来ました。

場所は古の都京都、途中錦市場を横切りますが商店街を歩いている7割は外国人観光客。

近畿にお住いの皆さんは年末ニュースで錦市場の買い出しの様子が風物詩でしたが、最近そのニュースを全く見なくなりましたよね?

それもそのはず錦市場も以前の風情は薄くなり、もはや観光地になってしまいました(・_・;)

大阪在住の私には関係のないこと、今日はこちら「京甲屋」さんで年始挨拶がてら美味しい日本料理を頂きに来ました(^^)/

食前酒は竹に入った日本酒、お屠蘇感覚でいただきます。(後方の方は京甲屋の大将で請来軒のおなじみ様でもある池田さん)

先付けはイクラの飯蒸し、ほっくりと炊かれたご飯の上には味が濃くプリプリのイクラ(^.^)

ただそれだけじゃなく京甲屋さん自家製のからすみがオン、炙ってあり香ばしさと塩気のバランスが絶妙ですが何か物足りない(・・?

足らないのは当然日本酒、京甲屋さんの大将セレクトの日本酒も魅力の一つです。

一発目はひょうたん形の瓶が印象的な宮城県は日高見「弥助」、香りも味も余韻も穏やかでスターターにはもってこい(^^♪

続いてはカニを酢漬けの蕪で巻いた一品、蕪のシャキシャキした食感と蟹の風味がシンプルながら後を引く美味しさです。

お椀は京都らしく白味噌のお雑煮、じんわりと広がるお味噌の甘みと京野菜で新しい年の始まりを食で実感します。

大将との何気ない会話で出てきたYOSHIKIプロデュースのワイン、本来はボトル売りだそうですが特別にグラスでサーブ。

飲むのは当然相方で「アロマの香りが主張し、でもスッキリ飲みやすいワイン」とのたまいますが、お値段は一杯数千円・・・(@_@)

お造りはてっさと大トロの競演、滋味深いフグの身と正反対にネットリとした脂の大トロの味のコントラストはお見事の一言。

このお刺身に合すのは福島県の「天明」、爽やかな酸が口の中をリフレッシュさせてくれます(^^)/

ご存知京甲屋さんのスペシャリテ「八寸」、この日は三が日とあっておせち風の内容。

数の子・田作り・海老芋山椒焼き・くわいなどに加えモロコ南蛮漬けや鳥肝パテと大将の変化球を織り交ぜ、でも定番「豚の角煮」はセンターとメリハリの効いた八寸です。

ここで群馬県の「町田酒造」なる初めての日本酒が登場、口に含むと米の香りと旨味がガツンと来ますが後口は潔くサラリと消えていきます(^.^)

左のグジ(甘鯛)と豆腐の揚げ出しはグジのほのかな甘みと濃厚な大豆がコラボ、それを出汁の効いた餡が橋渡し役になっています。

右はサービスで出てきたしめ鯖とヒラメの昆布巻、左党のツボをよく心得ていらっしゃる大将の攻撃(^^ゞ

最後にサーブされた長野県の「MIYASAKA」は香りも酸も旨味のじんわり広がり、まさに最後を飾るに相応しく大将のセレクトには脱帽(;O;)

いつも釜で供される炊き立てのごはん、この日は正月らしくでもアレンジした変わり赤飯。

ミカンのデザートで新春の懐石は終了。

いつお伺いしても安定の味が楽しめる京甲屋さん、美味しい料理とお酒で気分も一新で新年度の営業日を迎えれそうです!(^^)!


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