自然の造形美をたっぷり味わい、車は佐川(さかわ)町に到着。
散策前に道の駅で高知名物「アイスクリン」をゲット、アイスクリームと違いアイスクリンは乳脂肪分の使用量が少ないことから「氷菓」に分類されます。
寒い冬でもどこかホッとする素朴な味、高知に来たら必食ですよ(^^)/
佐川町の中心部は酒蔵や古い商家に博物館と、歴史を感じるスポットがたくさんあります。
また訪れた時間が夕方近くで夕焼けに映し出される町並みはノスタルジック、人もほとんど歩いていなくどこか映画の世界に迷い込んだよう。
ここは高知県の文化財にも指定されている「名教館(めいこうかん)」、佐川の領主・深尾氏は代々教育を大切にし名教館の講義は、算数、武術、兵学、茶道、書道、文学まで多岐にわたる内容で当時の土佐藩でもトップクラスのものでした。
ここで学んだ人の中には、明治維新で活躍した志士も多かったそうです。
次は高知県最古の木造洋館で、鹿鳴館時代の面影が残る「佐川文庫庫社」。
昔の日本を感じる佐川で異質に感じる洋館佐川文庫庫社、当初は須崎警察署の佐川分署として建てられた歴史があります。
佐川町内でも一際目立つこちらの建物、江戸中期より酒造業で財を成した旧商家の「旧浜口邸」。
趣きは残しつつ現在はお土産販売に観光案内、それにカフェが併設されている佐川町観光の拠点です。
佐川町の名産を始め、ちょっと渋いセレクトのお土産が多数。
ここで是非味わって欲しいのがこの「さかわのぢちち」、ネーミングから夜の商品かと思いますが健全な牛乳。
吉本牛乳さんの牛乳は味がフレッシュに近く濃厚、低温殺菌なので旨味がシッカリ伝わって来ます(^^)/
佐川町最大の見所は何といってもこちらの杉玉、そうですここは高知が誇る銘酒「司牡丹」の蔵がある町なんです!(^^)!
その司牡丹の魅力を存分に楽しめる施設がこちらの「司牡丹 酒ギャラリーほてい」さん。
右を向いても左を向いても店内には私の大好きな日本酒の瓶、それはまるで夏の太陽に伸びるひまわりのよう(・・?
全国に流通しているお酒もあれば蔵元限定のお酒を前に試飲を、といきたいところですがレンタカーなので舌ではなく目で味わいます(>_<) 意外ですがこちらでは焼酎も製造されていますよ。
お酒の販売以外に酒関連のグッズや酒器も豊富に扱っているので、お酒が苦手な方でもお気に入りの品に出会えるかも(^_-)
佐川町には他に坂本龍馬直筆の書状を展示している「青山文庫(せいざんぶんこ)」もあり、明治維新で活躍した志士たちの息吹が聞こえる文教の街でした。