大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 悠久の歴史と信仰 宗像大社

  2019年03月13日 (水)

ここは蔵本バス停、九州はバス路線が充実しているバス王国なんです。

さてこの日の観光なんですが太宰府天満宮に行ってもこれ以上賢くなる必要がないし、ヤフオクドームに行ってもオリックスファンだから方角が悪いし、天神やキャナルシティに行っても梅田と変わらないし・・・

無い知恵をギュ~~っと絞った挙句「宗像大社」に決定、西鉄の特急バス「むなかた号」にて歴史の街へ移動。

出発後すぐ福岡都市高速に入りしばし高い所から市内を見物、この日は天気も良く向かいには日本史で必ず習う「金印」が発見され一躍有名になった志賀島が望めます。

のどかな風景が広がる中博多市内から1時間、バスは2017年世界文化遺産に登録された「宗像大社(むなかたたいしゃ)」に到着。

世界文化遺産の言葉に釣られのこのこやって来ましたが、予備知識がなくバスの車内で調べるはずもまさかの睡眠で一夜漬けすら出来ず(>_<) 実は写真はありませんがボランティアガイドを発見しガイドを依頼、しかし先約があるので承けて頂けませんでした。 でもそのガイドさんがお客さんが遅れているのでとその場で資料を使って案内を開始、宗像大社のアウトラインと廻り方を親切にレクチャーして下さいましたヾ(≧▽≦)

ガイドさんのおかげで息を吹き返し宗像大社を見学しますが、ここ宗像大社は沖ノ島の沖津宮と筑前大島の中津宮と宗像市田島の辺津宮(総社)の三社の総称ですが現在ではここ「辺津宮」のみを指す場合も多いんだそうです。

鳥居をくぐり太鼓橋がかかる池が「心学池」、池には立派な鯉が放流されています。

今年の正月のおみくじですが神聖な場所で「空くじなし」の文字、まるで商店街の歳末おみくじと同じような謳い文句に(・・?

一枚岩をくり抜いた巨大な手水舎でお清めしてから参拝、立派な本殿で願い事ですがここでは個人的なことより全ての人々の幸せを願うのが良しとされているそうです。

本殿横には境内の歩き方の案内板、シッカリ読んで太古の歴史を肌で感じましょう。

これから先ほどのガイドさん一押しスポットに向かいます。

本殿から歩くこと7分、ここが宗像大社一のパワースポット「高宮祭場」。

宗像三女神の降臨地と伝えられ沖ノ島と並び我が国の祈りの原形を今に伝える全国でも数少ない古代祭場址で、澄み切った空気と音のない不思議な空間の中で目に見えない自然のパワーに圧倒されました。

先ほど宗像大社は沖ノ島の沖津宮と筑前大島の中津宮と宗像市田島の辺津宮(総社)の三社の総称とご案内しましたが、ここ辺津宮と現在でも神職が勤務する女人禁制の沖ノ島の沖津宮、その中間にある筑前大島の中津宮が一直線でつながっているんです(・_・;)

計画して建造されたのかは定かではありませんが、その立地に関しては何とも神秘的です。

ここの参道は歩くだけでデトックスを感じますし、冷たい風と静寂に清々しい気分になります(^^ゞ

ここは一度で宗像三宮が参れる第二宮・第三宮。

向かって右側が田心姫神(たごりひめのかみ)を祀っている第二宮。

左側が湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀っている第三宮。

道中にある第三駐車場は甲子園球場より大きく感じる広大さ、初詣やお祭りの時にここが埋まるぐらい地元の方の信心深さは相当なものですね(^^;

宗像大社を訪れたら是非見学して欲しいのが「神宝館(しんぽうかん)」、沖ノ島神宝(8万点の国宝)を中心に宗像大社に伝承されてきた重要文化財などを展示した博物館。

入口すぐ横にあるシアターでは沖ノ島の歴史や文化に関する映像が、これを見て見学すれば展示品や歴史が把握できるので必見です。

写真撮影はここまでで展示品は撮影NG、でも圧巻の展示品にきっと目を奪われるでしょう(^_-)

パワースポットに重要文化財の数々と見所満載の宗像大社、その中心となるのが玄界灘のほぼ真ん中にある周囲4㎞の「沖ノ島」。

一木一草一石たりとも島外持ち出し禁止に上陸時海中での禊などの掟がある沖ノ島、その歴史や自然の神秘さが脳に心に強烈なインパクトを受けた宗像大社でした。


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