天守閣と言う主役不在の中、観光客の興味を一心に引き付けるのがこちらの「本丸御殿」。
1615年尾張藩主の住居兼政務の場として建造された本丸御殿、最大の見所と言えば至る所にある襖絵。
特に有名なのが一之間にある「竹林豹虎図」で、トラや豹は毛皮などを参考に描かれたらしいです(・_・;)
その手前でポーズを取るまだ元気な時の相方( ノД`)シクシク…
こちらは藩主の公的な謁見の場である「表書院」、一番上に藩主が座り接見客はその身分に応じて一之間から三之間に分かれていたそうです。
ただただ見学するのが今までの観光地でしたがここではスマホで本丸御殿のガイドが受けられるサービスがあり、スマホのない方も備え付けタブレットで説明を聞くことが可能です。
インバウンド客も増えてこういったサービス向上はウエルカム、でもガラケーの私には無用の長物(-_-;)
本丸御殿で最も格式高く豪華な将軍様のお部屋「上洛殿」、将軍様はこの部屋でどんな夢を見たんでしょうね(^^ゞ
3000もの飾金具に黒漆の格天井や極彩色の欄間に天井絵など、徳川家の栄華を体感できる本丸御殿はまさに圧巻の連続でした(^.^)
最後は名古屋で現存する最古の櫓「西北隅櫓」、1619年創建の三層三階の入母屋造りで敵の監視や防御の役割以外に武器や食料の保管場所でもありました。
何せスペースが狭いのと耐震性の問題で一度に入場できるのは9名まで、この日は祝日とあって20分待ち(*_*;
入場したフロアはご覧の通り何もなく真っ暗、見学場所は階段を上がった三階ですがここでも入場制限がかかっておりしばし待機((+_+))
菊門瓦越しに拝む名駅摩天楼群の景色、江戸と令和を結ぶ歴史の中に漂っています(^_^;)
櫓から見る天守閣の風格はさすが、耐震工事が終われば登ってみたいです。
他のお城と違い街中と同じレベルにあり、年配の方でもハンディキャップの方でもそして十三の50過ぎのオッサンも簡単にアプローチできる名古屋城。
豪華絢爛な尾張徳川家の遺産は、まさに息をのむ迫力でした(^^)/