大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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名古屋城だけではちと物足りないのでお城からタクシーで10分、やって来たのは日本を代表するメーカーの資料館。

その名も「トヨタ産業記述記念館」、せっかく名古屋まで来てすぐホテルにチェックインするのはもったいないので寄りましたが実際訪れて見ると・・・

入場するとまずフィルムでトヨタ自動車の歴史を勉強しますが、トヨタ自動車の前身が豊田紡織だったのは知りませんでした。

国内外問わずこの手の施設でよく見かける資料映像、これをしっかり見ればその後の見学も随分変わってくるので決してスルーしないように(^_^;)

施設見学前にやはりトヨタグループの創始者「豊田佐吉翁」は避けずに通れない最重要ポイント、その生涯を発明と研究に没頭され数々の特許を世に送り出した不出世の発明家です。

館内は繊維機械館と自動車館に分かれており見学のスタートは繊維機械館から、繊維や紡績には全く興味が無いので当初は流して自動車館に行くつもりでしたが・・・

これは豊田佐吉が究極の目標としていた無停止杼換式自動織機(G型自動織機)、これにより日本が一躍世界をリードするようになった大発明機械です。

こういった昔の機械が所狭しと展示されています。

人だかりの前で説明するスタッフに耳を傾けたのが運の尽き、ここでは糸を紡ぐ過程を教わります。

糸紡ぎは 繊維のかたまりから繊維を引き出すし糸を強くするために“撚(よ)り”をかけ、糸を巻き取る3つの基本作業で糸ができるのが分かります。

この「ガラ紡機」は日本独自の技術でつくられ全国に広がった精紡機で、今でも動態展示されています。

ここでもさっきとは別のスタッフが丁寧にガイドをしてくれます。

繊維にしていく工程をこの巨大な機械を動かしながら説明、ここで何か気になりませんか(・・?

最初に登場した糸を紡ぐ実演をしていたスタッフ、そこがスタート地点でそこから糸が繊維になるまでをコンベアーに乗った感じで勉強することが出来るんです(;O;)

一つの工程が終われば次の工程へ進みガイドするスタッフもチェンジ、分かりやすい説明のスタッフやジョークを交えるスタッフなど難しい紡績を楽しく、そして分かりやすく説明してくれるんです。

約3,468平方メートルもの広々とした空間の大正時代に建てられた紡織工場で、柱や梁や赤レンガの壁をそのまま使用した巨大な展示場には日本の技術を世界に轟かせた機械が並んでいます。

繊維機械館最後は金属を加工する三つの技術(鋳造・鍛造・切削)の実演、目の前で大型機械が大きな音を立て迫力あるライブ感に圧倒。

紡績や金属加工など全く興味がなかったのに、気づけば子供のように夢中で実演に釘付けになった繊維機械館でした(^^ゞ


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