どないもならん魔の2月ですが日本酒のオーダーだけは何故か絶好調、今回も個性的な日本酒を仕入れてきました。
まずは福井県永平寺町は吉田酒造さんの「九頭竜の夜明け 純米吟醸無濾過生原酒」。
福井の吉田酒造さんと言えば以前仕入れた「白龍」でおなじみの蔵元さん、このお酒は令和2年2月2日の早朝に搾られその日限定で出荷された超しぼりたての無濾過生原酒です。
開栓当初は少しとがっていましたが今はまろやかな口当たりと味わい、スッキリとしたのど越しは濃い目のお肉との相性が良さそうです。
2本目は長野県大町市は薄井酒造さんの「 白馬錦 アルプス湖洞貯蔵 純米吟醸ひやおろし生詰」。
ひやおろしは時期的には10・11月が旬ですがこのお酒は高瀬渓谷にある七倉ダム湖のトンネル貯蔵庫の中に冬の間仕込んだ新酒を貯蔵し、暑い夏を一定の温度で保たれた環境でゆっくりと味を落ち着かせ程よく旨味ののった時点でトンネルから出して出荷されます。
全体的に香りも口当たりも穏やかですが、じっくり大自然で育まれたポテンシャルの高い旨味はお肉相手にも引けを取らない力強さを兼ね備えています。
3本目は福島県南会津郡は花泉酒造さんの「 かすみロ万(ろまん) 純米吟醸うすにごり生原酒」。
春の季節ならではの“かすみ酒”で出される「ロ万シリーズ」季節限定シリーズ第3弾はフレッシュ感と蔵元独特の甘味がふんわりと広がり、優しい香りとジューシーな味わいが口中で華開きます。
上記の3銘柄は一杯700円(税込)にてのご提供となります。
最後は秋田県仙北郡は高橋酒造店さんの「美郷雪華 (みさとせっか)ラベンダー酵母 純米大吟醸原酒」。
全国で美郷町だけに咲く白いラベンダー「美郷雪華」の花から分離された天然酵母の中で日本酒作りに適性の高い酵母を選別分離して地元産の美郷錦で仕込まれた日本酒。
花の香りはしませんが上品でふくよかな旨味と艶やかな甘味のフレーバーがジュワッと口中で広がる純米大吟醸です。
この銘柄のみ一杯800円(税別)にてのご提供となります。