大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


大阪・十三 焼肉の請来軒のブログです。

みなさまのご来店、楽しみにお待ちしております。

ご予約・お取り置きはブログでの受付はできませんので、あらかじめご了承ください。

香川最後のイベントと言えばやはり讃岐うどん、お邪魔したのは「ぼっこ屋 三谷店」さん。

今回は讃岐人同伴ではないので注文には自力、魅力的+わからないメニューから選びます。

14時過ぎても地元の方が押し寄せる、香川県になくてはならないお店なんでしょうね。

🍙を筆頭に魅惑的なご飯類、地元の皆さんはうどんとご飯が定番みたい。

真正面からうどんを味わいたいので注文したのはぶっかけ。

麺と出汁を純粋に楽しみたいので、断腸の思いで天かすとネギはパス。

コシがありエッジの効いた麺、このプライスで大阪では食べれない無双のお味。

鰹節やイリコの効いた出汁はそれだけでも深みがありますが、レモンの酸味が全体の味を軽やかに引き上げています。

うどんのお供はもちろんちくわの天ぷら💛

変わり種でとろろうどんを、とろろをまとってもうどんの風味や甘さはそのまま。

たかがうどんされどうどん、どの食べ方もあくまで主役はうどん。

副菜からご飯類までどれもがうどんの為にもの、うどん王国香川の底力を感じたぼっほ屋さんでした。


 灼熱の四国水族館

  2024年11月09日 (土)

お椀型の小山が点在する讃岐平野独特の風景、両親をピックアップする前最後の観光へ。

宿(徳島県)⇒高知道大豊🆋(高知県)⇒川之江JCT(愛媛県)⇒坂出🆋(香川県)と、移動だけで四国全県制覇🚙🎉

お宿から約100分到着したのは高さ158m、1988年にオープンした「ゴールドタワー」がシンボルの綾歌郡宇多津町🏢

の、横にある四国水族館が目的。

着くや否やカワウソ餌やりショーのお時間、炎天下の中愛くるしいカワウソの動きに癒されます。

そのカワウソも今や絶滅危惧の状況で、全国各地の水族館で繫殖が試みられてるそうです。

飼育員の説明ではカワウソは思い切り臭いらしく、汗をかいたおっさんのそれより酷いらしいですが私もディスられた気分🥹

こちらのアカハライモリさんは宇宙に行ったらしいですよ🚀

ただ隠れてるだけなのに人気者のチンアナゴと、これまた隠れてるだけでディズニーの映画にもなったカクレクマノミ🎥

ライトに浮かび上がる優美な姿のヤガラとカサゴ。

伊豆地方の名物で高価なタカアシガニ🦀

四国最大となる650㎥水槽で、大海原を旅する回遊魚たちの遊泳行動が見れる「綿津見の景」。

こちらのツボダイは最近吉本新喜劇で人気の座員多和田さんのボケによく登場。

確かにめっちゃ似てますね😆

人間は大好きですが海では嫌われ者のハモ。

穴子好き💛

一時ブレイクし歌まで出来たカブトガニ。

鳴門海峡の水槽を我が物顔で泳ぐ王者タイ🐟

無類の🐧好き相方がまどろむのがペンギンプール。

ここにいるペンギンたちの相関図、ドロドロした関係は人間もペンギンも相違ありません💦

水族館のメインイベント、クレバーなイルカたちのショー🐬

出番が無けりゃ自然の姿に。

程よい展示にショーと二階のデッキからは瀬戸大橋も眺められる四国水族館。

インターチェンジのそばで金比羅山へも車で30分、瀬戸大橋もすぐと観光の拠点には最適な宇多津町です🚙


おはようございます☀

四国滞在二日目この日も最高気温35度予想、9月も半ばを過ぎたのに相変わらずの猛暑💦

この懐かしいボンネットバスはかずら橋ライトアップ見学の送迎用🚌

朝食会場は二階「京柱」、古き良き舞台を備えた大広間。

朝食のお時間ですが、これがまたすごかったんです😲

目覚めの一杯はかぼすジュース🍹

高野豆腐の煮物、切干大根、きゃらぶきと体に優しい煮物。

ご飯のお供は焼鮭、かまぼこ、しめじとそばの実の和え物。

もちろんお茶もそば茶☕

鮭とゴボウにお箸が止まりません🍚

やはり祖谷こんにゃくは歯触りが最高。

昔のサラダってこんな感じでしたよね🥗

ハムはこのサラダでこそ良さが活きます。

そのまま食べようかご飯にかけようか、いつも悩んでしまう温泉卵🥚

淀みのない朝食を一変したのが、中の具材はヨークシャーを基とした四元豚「阿波美豚」の小鍋。

軽い脂身と濃厚な豚の旨味と香り、これは夕食でも主役を張れるほどの絶品🐖

硬めの地元祖谷の豆腐は大豆の風味が抜群、これも鍋のスープにとても合います。

また塩ベースのスープの旨い事、あまりの旨さに麺を投入したくなる衝動にかられました。

漬物にきゃらぶきなどをのせて味変。

海苔をふりかけ鍋のスープを入れれば、特製「祖谷丼」の完成~🎉

こんな旨い雑炊は食べたことなく、もし朝食がこの鍋なら強くお勧めの食べ方です。

優しい甘さの自家製デザートで納得の朝食は終了、ホテルかずら橋さんの食事はどれもが素朴ながら心に響くものばかりでした。

ひと工夫したつまようじがさりげなく用意。

この日のゲストは日本人とインバウンド客が半々、外国の方も日本の文化をだいぶ勉強されてるみたいです。

大阪どころか徳島市内からもアクセスの良くない祖谷にある「ホテルかずら橋」さん、でも温泉や食事は日本人が忘れかけた古き良き時代のものでした。

四季折々で移り変わる祖谷の山里の風景、日本の素晴らしさを再確認した旅でした。


厳しい残暑の中こちらの涼しげなお皿は、渓流鮎のお造りと祖谷こんにゃくの薄造り。

それに合わせるのは地元三好の地にて1903年(明治36年)に創業した、三芳菊酒造が造る“三芳菊 限定酒”

酒米も他府県のそれを使用するなど革新的な蔵元、吉野川水系の仕込み水がコメの旨味とキレを体現しています🍶

お宿からのサービスですと供されたのはソバの実を塩茹でして、殻を剥き乾燥させたものを鶏肉やこんにゃく野菜と一緒に煮て食べる郷土料理「そば米雑炊」。

さいの目切りされた具材プチプチとした食感、滋味深い出汁とホッとする優しいお料理。

清らかな渓流の鮎は上品な香り🐟

手切りされた祖谷のこんにゃくはくどくなく食感は最高、土の香りを感じるまさに銘品です。

着席時からスタンバってた焼物が出来上がりました。

石 (いわ) 豆腐、玉こんにゃく、ほどいも (じゃがいも) を串に刺し少し甘めの自家製味噌だれをつけ、串を囲炉裏にたて焦げないように回しながら焼いて食べる郷土料理「でこまわし」。

焼けた味噌の香ばしさの後から溢れ出る素材の旨味、素朴ながら日本酒にびたっと合う逸品。

オイル煮・有馬煮・造りから最後は塩焼きの鮎、囲炉裏で焼かれこれ以上ない状態で頂きます。

鮮烈な香りにほろ苦いワタとクリスピーなかしら(頭部)、大ぶりながらも繊細なお味。

メインは谷藤ファームさんの和一(徳島県産黒毛和牛)と阿波尾鶏の陶板焼き。
全国でも数少ない繁殖から出荷までの一貫生産にこだわる谷藤ファームさん、吉野川の豊かな自然の恵みによって最高の品質に育てられた国産黒毛和牛が純粋黒毛和牛の<和一(わいち)> 。

一口食べて納得どころか「旨い」の一言、肉質・食感・香り・余韻と全てが正真正銘黒毛和牛のそれ。
請来軒似たタレでしたが、塩だけでも十分に旨味が楽しめます🐂

徳島ブランドの阿波尾鶏は身に弾力がありますが、噛めば旨味が口の中で爆発💣

ほろ酔いですがアテが素晴らしいので、相方に睨まれながらも私の好きな蔵元さん井川町の「芳水(いってみるかい)」。

程よい酸味が祖谷の素材を引き立てます。

秋を感じる松茸の茶碗蒸し🍄

留椀はそばの名産地祖谷地域を代表する郷土料理「祖谷そば」、つなぎの粉を入れずに作るために、通常のそばに比べて麺が太く切れやすいのが特徴。

つなぎが少ないためそば本来の甘味と風味が楽しめます。

シメはこしひかりと漬物三種盛り。

自家製パンナコッタでおもてなし会席は終了。

派手な食材はなくともそれ以上の満足感を感じた祖谷の郷土料理の数々、徳島県産の逸品を散りばめた素晴らしい夕食でした。

部屋に戻るとテレビではドリフの特集が、40年前は結構無茶してたんですね😅

懐かしいコントと素朴な料理に50年前の子供に戻った夜、今晩は無邪気な気分で寝れそうです💤


夕食会場は二階の「阿佐」。

目を引くのは6台ある囲炉裏、今夜は昔ながらの囲炉裏を囲みながら祖谷の味に舌鼓。

食事より待ちに待った今日初めてのアルコール、冷えた生ビールで🍻

先付けは出汁で煮た冬瓜のそうめん、シャキシャキの食感にほのかな出汁の旨味が。

前菜三種

阿波牛ローストビーフ・すだち寒天
子持ち鮎オイル煮
鳴門金時レモン煮・椎茸旨煮

このローストビーフは香りもよく旨味が強くて😲

脂っぽくなく鮎の香りはそのまま、粒粒の食感が楽しい一品。

鳴門金時とレモンの甘酸っぱいコラボ🍋

スダチの酸味が効いた寒天は絶妙な塩梅。

私たちを席まで案内してくれた仲居さんと思いきやここの女将、ご丁寧な来館ご挨拶が始まりました。
そして歓迎の意味を込めて、徳島県の代表民謡曲として全国で歌われている「祖谷の粉ひき節」を披露🎤

祖谷の粉ひき節はその昔平家の落人が残された土地を開拓しても、粟やひえ等しかなく、それらを粉にするために石臼を回すことが大変重労働であった。

その労を慰めるために誰の口からともなく歌い継がれたのがこの民謡。

煮物はぜんまい・虎杖(いたぢり)・子持ち鮎有馬煮。

オイル煮と違い山椒がピリッと効いてる有馬煮。

タデ科の多年草で山野に自生する虎杖はシャキシャキの食感。

心地よい苦みとホップが効いた地元上勝町「カミカツIPA」。

秘境の宿でもアルコールは梅田の飲食店と遜色ないラインナップ。

これから郷土料理が続きます🥢


お部屋がある三階エレベーター横が温泉への入口、ここからの写真はすべてホテルHPからの転載になります。

先程ご案内した私の部屋の裏にある露天風呂行きケーブルカー乗り場。

ホテルかずら橋さんと言えばこのケーブルカー、急斜面を約3分かけて登っていきます。

健脚の方は側に遊歩道もあるので、上まで歩いて登ることも可能です。

露天風呂から渓谷を眺めながらの入浴は最高、心と体の疲れが消えていくのが分かります。

こんな山奥なのに入浴しているのは私以外インバウンド客、関西人でもアクセスが悪いこの地まで訪れる強者インバウンド😲

湯上がり休憩所「半兵衛の家」は昔ながらの茅葺き屋根、家の中に入ると趣のある囲炉裏がありますが夏はサウナ並みに暑いです💦💦

景色だけなら断然「天空足湯」、祖谷の郷を見下ろす見晴らし抜群です。

肌にも優しい単純硫黄泉の大浴場、こちらからは道路側の景色ですがここでも山の緑が楽しめます♨

のぞいただけですが立派なサウナが併設、祖谷渓谷の水風呂で整います。

全館満室の割には露天風呂も大浴場(特に)も空いていたのは、露天風呂付き客室が多いせいかも。

追加料金で貸切風呂の利用も可、素朴で柔らかい温泉でした。


山間に佇む一軒のお宿が今夜の宿泊先。

霧が立ち込め秘境感がさらに増していきます。

今晩お世話になるのは新祖谷温泉「ホテルかずら橋」さん。

お土産コーナーを併設したフロント回り。

通された321号室「丸石」のカテゴリーはリラックス和洋室、ランクで言えばこの旅館では下から二番目です。

人気のある旅館なのでたまたま空きが出たので即予約💻

リニューアルした客室は洗練ながら過度な設えもなく、旅の疲れを癒してくれる空間に。

唯一残念なのは景色で窓を開けるとそこは露天風呂行きケーブルカー乗り場、目隠しがあるので通行人からはもちろん室内は見えません。

一通り揃った水回りのアメニティー。

浴衣に丹前に足袋、バスタオルは一人二枚と快適に温泉が楽しめます。

人生初サウナ付き客室、サウナーの私には嬉しい限りです😄

最高65度までのサウナは10分も入ればしっかり良い汗がかけます。

かいた汗を流すのははお隣のバスルームで。

コンセントにUSBの差し込み口、もちろんWi-Fiサクっと繋がるストレスフリーな環境。

シモンズベッドと寝具もぬかりなし、客室だけは時代に合ったそれとなっています。


大歩危から40分で「かずら橋夢舞台」に到着、ここはかずら橋観光の起点となる施設。

夢舞台の駐車場(500円)からかずら橋まで徒歩10分弱、行きは下り坂です。

これから渡る◆ 国指定重要有形民俗文化財 ◆かずら橋の雄姿が見えてきました。

かずら橋と並行する橋を渡り切ったら右手に、山道を少し下ればチケットブース。

無料じゃないですよ、通行料550円頂きます🎫

16時を過ぎ辺りは薄暗くなり、より一層秘境の風情が増していきます。
かずら橋はシラクチカズラ(重さ約6トン)で作られたもので、長さ45m・幅2m・水面上14m。

吊り橋は他所でも渡りましたがここは転落防止のネットがなく、また橋床の隙間も広くなかなかスリルがあります💦

生まれながら高所恐怖症の相方は🐜より遅いスピード、立ち止まったらなおさら恐怖が増す負のスパイラルに絶賛突入中。

祖谷川の清流に影を映した悠然たるかずら橋の姿、平家一族の哀話を秘める秘境“祖谷”の象徴です。

毎日19:00〜21:30の間かずら橋をライトアップされるので、観覧のため送迎のサービスをしているお宿もあります。

3年毎に架替えが行われる祖谷のかずら橋、平家伝説の残る「琵琶の滝」がすぐそばなので合わせて自然と調和した美しい景観を堪能しましょう。


親父とお袋は高松の親戚にお世話になるので我々は別行動、高松市内から車で45分ここは「道の駅大歩危」。

大歩危小歩危は結晶片岩が水蝕されてできた溪谷で、大歩危の下流約3kmが小歩危で四国有数の景勝地です。

妖怪達とお約束の一枚📸

入口では一ッ目入道がお出迎え👻

ここは世界妖怪協会水木しげる会長認定の妖怪村、てかなんでここが妖怪推しなんですかね?

館内奥にあるのは地元山城に伝わる妖怪伝説を後世に遺すため地元の方達が作った妖怪屋敷(有料)。

また祖谷にあるかずら橋の縮小版、橋の造りが分かりやすく解説。

話しは脱線しましたがここは名勝地大歩危。
大股で歩いても、小股で歩いても危険といわれていたことからその地名がついた大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)。

バルコニーからは大歩危峡を一望、また展望台が駐車場の右側にあるので大歩危峡を満喫しましょう。


 こがね製麺所 高松一宮店

  2024年11月01日 (金)

香川県に来たなら食事はうどん一択、親戚のアテンドでお邪魔したのは「こがね製麺所 高松一宮店」さん。

毎度の事ですが讃岐うどんの注文がハードル、似たようなメニューが多いので悩みます💦

こういう時はお店おすすめに限る、なのでこちらの人気釜玉を。

小(1玉)なら少ないし中(2玉)は多いしと、でも安心してください。
1.5玉なる痒い所に手が届くサイズがありますよ😁

サイドメニューが多いのも讃岐うどん店の特徴、焼鳥・焼肉・鳥そぼろのミニ丼。

いなりと助六寿司。

おむすびセット🍙

香川だけの食文化ですが、うどん屋さんにおでんのあるお店がほとんど。

やはりサイドメニューの代表格は揚げ物、最後まで注文で迷います。

店内中央にある薬味コーナー、天かす・ネギ・ショウガが取り放題。

天かすをちょいとのせて着丼。

卵の濃厚なコクはまるでジャパニーズカルボナーラ、こちらの麺はコシはそこそこスルッと喉ごしが良いです。

さぬきうどんにはちくわの磯辺揚げは鉄板、ボリュームもあり青のりの風味が淡白なうどんを引き立てます。

香川の食材と言えばこのイイダコ、小ぶりでも味はオオダコ以上に旨味がギュッと詰まっています。

こちらではゆで上がり30分を経過したうどんはお客に提供せず、「もったいないうどん」として無料で提供しています(店内飲食者のみ)。

味もさることながらSDGSを以前から実践されているこがね製麵所さん、うどんへの情熱を感じる素晴らしいお店でした。


請来軒   大阪市淀川区十三本町1−2−6     電話:06−6390−1739
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