少し遅めの正月休みをいただきやって来たのはJR新大阪駅、これからひかり号に乗車して東を目指しますが車内は我々だけの貸切状態🚅
掛川駅を通過すると車窓に現れたのが雪を頂く富士山、その圧倒的なスケールと美しさに声も出ません🗻
新大阪から2時間半でひかり号は三島駅に到着、ホームからも富士山の雄姿がはっきり拝めます😮
レンタカーをピックアップして腹ごしらえにお邪魔したのは、伊豆箱根鉄道・三島広小路駅すぐにある「うなぎ 桜家」さん。
こちらのお店は創業60年の請来軒も裸足で逃げ出す安政3年創業の超老舗、休日などひどいときは2時間待ちはザラの有名店です😲
ここは予約方法が変わっていて希望時間を伝えるとその時間に呼ばれるようウエーティングリストに名前を書いてくれますが、混雑状況によったらその時間に入れないこともしばしばあるそうです。
年季の入った店内は1階がテーブル席で2階がお座敷、選べるかは不明ですが足が痺れないテーブル席での食事です。
うなぎ丼とうなぎ重箱の違いは読んで字のごとく丼か重箱かの違いで、蒲焼御飯はうなぎとごはんが別々で供されるそうです。
値段の違いは使用するウナギの量で、一匹・一匹半・二匹から選べます。
ランチではしんどいですがディナーならコース料理も、あと一品料理もありアルコールを楽しむアテに目移り🤩
出汁の効いた玉子焼きにくるまれた「うまき」は玉子焼とウナギの脂が相乗効果で旨さを増し、大根おろしがそれらを優しく中和してくれます。
ウナギの味を純粋に楽しめる「白焼」は皮目がパリッと身はフワフワ、ウナギの滋味深い風味が鼻を突き抜けていきます😋
またわさび醬油を付けると身の甘さがより一層際立ってきます。
メインの「うなぎ重箱」はお吸い物付き、この麗しいビジュアルを見ると否が応でも食欲が湧いてきます💥
タレの芳ばしさに身から染み出る上質な脂、ふんわりの食感に鋭い野性味とまさにウナギの醍醐味が詰まっています。
ウナギで元気をチャージした相方、何よりその食べっぷりがウナギの旨さを物語っています😊
小さくても生命力の強い肝、感謝の念を込めて有難く「いただきます」。
最も印象的だったタレは甘すぎず最後まで美味しく食べれて、それぞれの素材を静かに支えている縁の下の力持ち的存在でした。
江戸時代の人達が食べたであろうウナギを今に伝える「うなぎ桜家」さん、注文してから供されるまで15分とハンドリングは現代風。
ストレスもなく気軽にでも本物が味わえる素晴らしいウナギ屋さんでした😉