かなり大きめのサザエつぼ焼きは香ばしい磯の香りにプリップリの身、何より濃厚なコクの肝がサザエに限らず貝類の醍醐味😊
ここでたまらず日本酒にチェンジ、メニューに知らない銘柄「菊源氏 生貯蔵酒」を注文しましたがそれは神戸は灘のお酒・・・
静岡県の地酒を飲むつもりが痛恨のミス、でもフレッシュな酸味に軽い口当たりこれはこれでいけます🍶
洋皿はこれも伊豆の名物メヌケのソテー、メヌケとは水深200~1000mの深い海に生息する深海魚で水圧の急激な変化により目が飛び出すことから「目が抜け出る」という意味でメヌケと呼ばれれるそうです。
味のイメージは見た目の皮目の色と言い金目鯛に似ていますが、メヌケの方が脂は控えめで身も歯応えがあります🐟
揚げ物はこれまた地魚のとろぼっちと深海海老、とろぼっちは伊豆戸田の呼び方で一般的にはメヒカリの名で呼ばれ柔らかい白身ですが脂がたっぷり乗ってます。
ミネラルたっぷりの戸田塩を付けて頂くと、より一層脂が際立ってきて甘みも増していきます。
つみれの鍋物は関東風で若干濃い目の味付け、玉ねぎの甘さも余計に感じます。
最後に出てきた豚の角煮はさすがにキツイなと思いきや、蒸して脂を飛ばした身はあっさりでホロホロとほぐれるくらいの柔らかさ🐖
刺身の本わさびを付けると全体的にシャープな味に変身、意外にこれが一番美味しかったかな💦
〆のごはんはそのままでもいいですが、香の物とワサビをのせ鍋の出汁をはって特製おじやに✌
フルーツとアイスのデザートで晩餐は終了🍊🍨
深海魚や駿河湾の幸を中心とした食で巡る伊豆半島、郷土愛にあふれたいさばさんのお料理に大満足の夜でした😊