通常夕食は部屋と同じく日本海を眺める会場、我々の部屋の隣なんですが・・・
二人の食事場所は物置部屋みたいな寂しい空間、まあ他の宿泊客に気を使わないのはいいんですが😢
気を取り直して白ワインの食前酒で乾杯🍷
前菜は「鱧 土佐酢ジュレ 神馬草」、夏鱧を爽やかな酸味の土佐酢で頂きますが北陸のお酢はまろやかで美味しいです。
緑の神馬草(じんばそう)は秋田ではぎばさと呼ばれ低カロリーですが、ミネラルが豊富で白ごはんにぶっかけても🍚🆗
八寸 ~珠玉の一品を取り揃えて~
姫栄螺
もずく酢
雲丹のせ小倉
心太酢醤油
少し歯ごたえはありましたが、磯の香り満載焼きサザエ🐚
旅館で生ビールは本当に嬉しいですね🍻
うっすらと甘みを感じるウニ。
原価は一番安くとも食べ方で旨さも増したところてん。
お椀は「鱚 玉子豆腐 太胡瓜 青柚子」
お椀はそこの力量が分かるほど重要なお料理、お出汁の清々しい香りにユズがアクセントに。
お造り ~朝採れに彩を添えて~
鰹
飛魚
鮪
槍烏賊
夏のマグロは冬場程濃厚ではなく切れの良い脂、爽やかな酸味も夏の特徴です🐟
これまた旬の夏魚カツオはマグロの酸味を抜いた味で、モチっとした食感がたまりません。
鰹とは真逆でネットリして甘みが強いヤリイカ、旬からは外れてますがそれでも十分な旨味です🦑
トビウオは脂が少なく淡白でさっぱりした味と、プリッとした食感がたまりません。
四種とも味の違いはもちろんの事食感がどれも個性的、この魚のチョイスは素晴らしいです😋
魚の旨味を引き立てる能登の地酒、料理は後半へと入って行きます🍶