大阪・十三 焼肉の請来軒 ブログ


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 湯元 榊原館(夕食編②)

  2021年10月31日 (日)

ドド~~~ンとお出ましは松阪牛、さあどんな肉質か楽しみです。

肩ロースは請来軒のクラシタやハネシタに当たりますが、脂と赤身のバランスが整った部位で万人受けする味です。

みんな大好きヘレですがサシの全くない赤身、これはタレか調味料の力を借りないとしんどいかも・・・

ヘレ特有の柔らかさはありますが、塩で頂きましたが肉の旨味は残念ながら弱かったです。

ビックリするほどではないですが安定のサーロイン、もうチョット厚くカットしたらもっと旨味が楽しめるのに・・・🐄

モモは見た目からラム(羊じゃありませんよ)、これは状態が良さそうです。

予想通り柔らかく肉の香りも良いんですが、やはりモモ系は旨味にパンチが足りません。

なので旅館御自慢のこの黒い調味料を付けると、相性抜群肉の甘みが引き出されました。

丸大豆と大麦から麴を造り一年以上発酵させた「醤(ひしお)」、油やお味噌のルーツとされています。

味噌ほど塩味は感じずほのかな甘みが、モモ特有の淡白な味に良いアクセントになっています。

自家製イセヒカリを使用した「とうもろこしご飯」、子供の頃田舎のおばあちゃんに作ってもらった記憶が蘇りました。

塩味のごはんにとうもろこしの甘みとあさつきの風味、夏を感じる素朴な美味しさです🌽🍚

涼感たっぷり抹茶葛餅とバニラアイスで今宵の夕食は終了。

台湾みたいに茶器に入ったお茶が登場、伊勢ブレンドでかりがねほうじ茶・かぶせ茶・玄米茶からチョイス。

三種の中から選んだのは煎茶と玉露の中間に位置するお茶で玉露と同じく、わら・むしろ・寒冷紗などを使って被せる被覆栽培によって作られる「かぶせ茶」。

お茶には疎いですが、す~~っと入っていく爽やかな苦みが印象的です。

食べきれなかったとうもろこしご飯はおにぎりに、季節を感じる料理の数々を堪能した湯元榊原館さんの夕食でした。


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