グルメ旅のトリを飾るのは全国にその名が知れ渡る「すし哲」さん、場所は仙台駅地下のS-PAL店。
本店はマグロで有名な塩竃にあり、数年ぶりの訪問です。
そこまで堅ぐるしさはなくテーブル席も多い開放的な店内、陣取るはもちろんカウンター席。
目の前には地元三陸を始めとした新鮮な魚介がお行儀よく並んでいます🐟
緊急事態宣言中でアルコールの提供は休止、仕方なくノンアルコールビールで乾杯ですが一本飲めば十分です😢
店内に入ると真っ先に目に飛び込んで来る、威風堂々の三陸の鮑に赤貝。
目移りするようなネタばかりで迷いますが、そういう時は板前さんにお任せが一番。
お刺身盛り合わせ
閖上産赤貝
鯖・鰯・鯵の青魚三兄弟
イカ
アイナメ
つぶ貝
身は小ぶりでも脂乗り抜群のイワシ。
〆加減が良く適度に脂を感じるサバ。
爽やかな旨味とプリップリの食感が楽しいアジ。
最上級のブランド閖上の赤貝は鮮烈な香り、ただ私は苦手なので相方の感想です💦
コリコリのつぶ貝は安定の味。
イカは若干甘みが弱く、最近美味しいイカに出会ってません(>_<)
淡白な身に上品な脂のアイナメ。
いよいよ握りの始まりです🎵
青森で獲れるカレイは初夏の風物詩、軽やかな脂に白身ながら旨味の強さはまさに旬の味。
塩竃で揚がったマグロの中トロ、ずっしりとした旨味が特徴。
一方大間産の中トロは軽やかな脂身、冬のマグロと違い夏のマグロはキレの良さと旨味が鼻に抜けていきます🐟
あの大きなマグロからわずかしか取れないカマトロ、脂の質は悶絶級の旨さ😲
ある意味そのお店の仕事ぶりが現れる小肌、皮目も柔らかく〆加減も言うこと無し。
皮がシッカリとしつつ旨味が染みたイクラ。
柔らかく煮たタコの桜煮、塗られた上品なツメとの相性も良し。
白煮と醤油ベースの出汁で煮込まれた二種類の穴子、口に入れた瞬間に溶けますがその余韻は長く続きます。
左はもはや北海道でも滅多に食べられなくなった幻のブドウエビ、右はボタンエビと生海老大好き人間相方注文至極の二貫。
黙ってそして目を閉じてエビの宇宙を漂う相方、しかしこの二貫が恐ろしいプライスでした😲
江戸前ほど手の込んだ仕事をした品は少なかったですが、一つ一つの食材が素晴らしいすし哲さん🍣
ちなみに食事代は関空~仙台往復航空券二人分より少し上、三陸の恵みを堪能できる仙台でおススメのお寿司屋さんです。
独特な食文化に新鮮な山海の幸、東北の奥深さを実感した旅でした🛫
🟡 12月に突入し残り一ヶ月となった2021年、グループ様のご予約も入りだし満席の日もチラホラ出てきました。
今月も美味しいお肉とホルモンをご用意して、皆様のご来店お待ちしております。
12/22(水)から1/3(月)まで年末年始は無休で営業、特に12/29~1/3まではお昼12時からのノンストップ営業です。
また年末が近くなったら告知しますね🥩