新千歳空港手前にあるJR千歳駅にやって来ました。
ごく普通の住宅街を歩くこと15分。
最後の観光は千歳市にある「サケのふるさと 千歳水族館」🐟
入館前にお約束の一枚📷
コロナ禍で入館は事前予約制ですが入場者が次から次へと来館、どうやら年パスを利用するリピーターが多いみたいです。
3つの大きな水槽が立ち並ぶサーモンゾーンでは、サケの仲間が稚魚から幼魚そして成魚へと成長する姿が見られます。
秋になると期間限定で千歳川に遡上したシロザケ・オホーツクのカラフトマス・美々川のベニザケなど、産卵のため回帰した大きなサケの親たちも登場するそうです。
顔はノーマルですが皮を剝ぎ取られた感じのベニザケ、ご贈答用に人気がありますが実物は結構グロイです💦
鮭のオスメスの見分け方は背と腹、おびただしい数の回遊する鮭を瞬時に判別するのは不可能。
巨大なチョウザメの仲間たちも悠々と泳いでいます。
幻の魚ともいわれるイトウは四季彩さんで食べたことがありますが、白身ですが程よい脂乗りが印象的でした😋
チョウザメにふれるコーナーがありますが・・・
他の魚にブロックされ一番下を遊泳、そう簡単には触らせてくれません。
気を取り直して次は人気のドクターフィッシュ、水槽に手を突っ込むと・・・
私の角質がよほど美味しいのか他のゲストをほったらかし集合、しかし「あの人は手が汚いのかしら?」みたいな視線はちとツラいです😔
北海道にしか生息しないエゾオオサンショウウオ、こんな貴重な種も展示されています。
水を掻いつが名前の由来のカイツブリ。
小型の水鳥で得意の潜水でエサを捕獲すると魚たちにとっては天敵、ここまでは何でもない普通の水族館ですが・・・
これからがこの水族館最大の見所です。
千歳水族館の最大の特徴ともいえる日本初の「水中観察ゾーン」、千歳川の左岸に埋め込まれた部屋には7つの窓が設置されていて窓の向こうに広がるのは本物の千歳川の水中です😲
テレビでは見た事ありますが今目の前を鮭が遡上、その迫力と感動は今まで行った水族館でナンバーワン🌟
人気のエリアなので見学客も多め、しっかり人と人との間隔を空けましょうね😅
千歳川で放流された鮭の多くは三年後に産卵のため戻って来ますが、その数は100匹のうちたった1匹いるかどうかと自然の厳しさを思い知らされます。
先ほどの水中観察窓を外から見るとこんな感じ。
支笏湖を抜けて石狩川に合流し、日本海へ流れ出る全長108kmの千歳川。
上からでも透明度の高い清らかな流れ、いつまでも眺めてられる素晴らしい風景。
インディアン水車に向かって遡上する鮭、その力強い生命力にはただただ脱帽です。
訪れるたびに新しい発見がある北海道の大自然、まだ見ぬ自然を見つけに次回も北の大地を目指します。