おはようございます。
北海道滞在二日目の朝を迎えました。
11月頭ですが最高気温は12度(前日の大阪は22度)、しっかりヒートテックを着込んで今からアクティビティに向かいます。
北海道ただ一県なのに予報エリアがずら~っと、北海道の背骨日高山脈を境に気象状況が分かれるそうです😲
6時45分にホテルロビーに集合、今から浦河観光協会主催の「オオワシ・オジロワシウォッチング」ツアーに参加します。
毎年行っている個体数調査により観察場所を選定し、ワシが活発に動き出す時間に合わせて出発するので見られる確率はほぼ100%です🧐
見学前にワシについての簡単なレクチャーを受けます。
くちばしが大きく鮮やかな黄色のオオワシは全長1メートル近く、オオワシはベーリング海とオホーツク海沿岸で繁殖し日本へはサハリン南部や千島列島から飛来し北海道で越冬します。
世界全体での個体数は4600~5100羽で、そのうち推定1500~2000羽のオオワシがやって来るそうです。
成鳥は体全体が褐色で野外ではかなり白っぽく見えるオジロワシ、生息域はとても広くヨーロッパ・極東地域で繁殖し日本へは主に北日本に飛来します。
希少猛禽類の保護に関してのレクチャー、ワシを取り巻く環境の厳しさと大切さを感じます。
車でスポットまで移動ですがガイドさんの「ホテルからチョット行ったところになります」とのアナウンス。
交通量の非常に少なく信号もない道を進むこと20分、大阪なら十三から堺ぐらいまでの距離を「チョット」と言える道民が怖い🥶
最初のポイントにやって来ましたがオオワシは確認できず、「普段なら見れる確率が高いんですが、今日は橋の工事をしてるから無理かも」と。
また次にポイントに移動しますがその道中右も左もサラブレットばかり、この風景を見るだけでも十分満足です🏇
道路から逸れた道なき道を4WDは進んで行きます。
するとガイドさんが「いた!」と叫び車は停止、私にはどこにいるかサッパリ分かりません🤔
視線のピントがなかなか合いませんが、遠くに見えるは希少なオオワシ🦅
当然肉眼では見づらいので用意された望遠鏡での観察、オオワシは木にとどまる時間が長いので焦らなくても大丈夫。
ズームで見ると鋭い目と嘴は圧巻、獲物を探しているその眼はまさにハンター。
途中温かいコーヒーでブレイクタイム、自然な中でいただくその味はまさに格別です☕
次はオジロワシをなんと肉眼で確認、てかワシの発見に集中しているせいか目が冴えてきました。
希少なワシをこんな間近に見れるなんて、北海道の自然は壮大です。
この直後ガイドさんも興奮したオオワシとオジロワシが空を舞う競演、さすがに飛んでるので撮影は無理でした。
今回案内して下さったガイドの中川さん、ワシへの情熱が半端なく肉眼でワシを見つける眼力は神業の域😲
国内外でガイドとしてのキャリアはワンダフルの一言、寒い朝でも中川さんの熱い情熱にいつの間にか引き込まれていきます。
11月上旬から1月下旬まで催行される「オオワシ・オジロワシウォッチング」、北海道の大自然を目の当たりに出来るおススメのツアーです。