どこを見てもサラブレットがいる風景、日本最大の馬産地日高エリアはまさに馬が主役🏇
チェックアウト後普段なら次の観光地に向かいますが、うらかわ優駿ビレッジ内を見学します。
実際に使用している馬房が解放されていて、競馬ファンならずとも興味が湧きます。
ダービー馬ウイニングチケットの馬房には長寿を願うファンからの御守りがいっぱい、人参を送って来るファンもいるそうです😲
藁が敷かれたお馬さんの寝床、病気予防の為毎日寝藁を替えます。
セルフでお約束の一枚📷
ダービー馬やG1馬が放牧されているエリアに向かいます。
その前にお馬さんにあげる人参を調達🥕
一匹ポツンと放牧中のポニーにも人参を。
黒鹿毛のこのサラブレットはビワハヤヒデを競り落とし外から追い込んできたナリタタイシンも振り切った、1993年のダービー馬「ウイニングチケット」号はもうすぐ32歳(人間なら100歳)を迎える長寿馬。
さすがは天下のダービー馬だけあってその生命力には脱帽、いつまでも長生きして貰いたいです。
横の放牧地にいる二頭の栗毛馬はよく似ていて判別が難しいですが、両馬ともターフを沸かせたG1馬。
この馬はお父さんがあの偉大なサンデーサイレンスの「スズカフェニックス」号、5歳1月に東京新聞杯(G3)を制し3月にはG1初挑戦にして見事に高松宮記念を制覇しました。
堅実派ではなくどちらかと言えば穴党に人気があり、いつ走るか分からないのがスズカフェニックスでした。
もう一方はお父さんがこれまた偉大なブライアンズタイムの「タイムパラドックス」号、ジャパンカップダート(G1)・JBCクラシック(G1)・帝王賞(G1)など16勝をマークした私が知る限り一番強いダート馬でした。
3歳のデビューから8歳で出走したJBCクラシック(G1)まで息長く活躍、出走レースは50戦に及び10億円近い賞金を獲得した怪物でした。
この二頭ホントに仲が良く穏やかに余生を楽しんでいる様子、大舞台で活躍したスーパーホースに逢えるなんて感激の一言でした。
週末に馬券を買いますがサラブレットはゲートに入るまでが大変、多くの方の努力と愛情が注がれてるので競馬場ではマナーを守って観戦しましょう。
競馬を離れて純粋に馬と触れあえた馬産地日高、ファン以外の方にも是非一度は訪れてその光景に浸ってください。
追伸
今回のブログに登場したタイムパラドックス号が2022年2月10日に急逝の訃報が飛び込んできました。
牧場を訪れたつい三か月前は穏やかで元気に余生を送っていたのに、G1馬のオーラと優しい瞳が忘れられません。
心からご冥福をお祈りします、長い間お疲れ様でした。