せっかくここまで来たら立ち寄りたい場所へ、新千歳空港とは反対の東に向けて車を走らせます。
前方には自然が創造した奇岩アートエリア「様似町」が。
先の尖った岩「ローソク岩」はアイヌの口碑で、巨神が落とした焼串がローソク岩だと伝えられています。
許可を得て様似漁港に車を停めます。
波の力が作り上げた全景の断崖「日高耶馬渓」。
アポイの山すそが太平洋に沈み込む所で、昔から人々に恐れられていた交通の難所であった「冬島の穴岩」。
地層が強い圧力で押し曲げられた「ルランベツ覆道の褶曲」、緑がかった角閃岩を褐色の片麻岩が包み込んでいます。
まるで親子のように寄り添い合う親子岩とソビラ岩、アイヌの口碑では父と母子とされています。
景勝地ではなくとも全てが心に染みる風景の連続、車を停めて海岸に下りて見ましょう。
冬の荒らしい海岸線はどこか寂し気、しかし足元から大地の息吹を感じます。
もう波に消されたかな💦
どこまでも続く一本道。
三石町のキャンプ場は来年までしばしのお休み。
様似町に寄った一番の理由がこちらの「工藤商店」さん、ここにとある名物料理があるんです。
それが「つぶめし」で廃線となった日高本線の名物駅弁でした。
売切れもあるので事前に問い合わせしましょう🍱
つぶ貝とその煮汁で炊かれたご飯のみ。
大きなつぶ貝がゴロゴロ入っていて薄味は関西人好み、出来立てを目の前の太平洋を眺めながら食べると旨さマシマシです😊
車はまだまだ東へと向かいます。