この門をくぐるとそこは圓光寺のランドマーク「十牛之庭」。
十牛之庭は牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして作庭された池泉回遊式庭園です。
まず初めに飛び込んで来る本堂の玄関口にある水琴窟は日本庭園における最高技術のひとつとされ、地中の空洞に水滴の音を響かせその音を楽しむというものです。
圓光寺の水琴窟は縁が広い盃型の手水鉢を用いた珍しいもので、キーンと澄んで余韻のある美しい水の音色はヒーリング効果抜群です。
苔がとても美しい圓光寺さん自慢の庭、その奥に洛北最古の池泉と言われる栖龍池があります。
南禅寺派研修道場として日曜坐禅会(事前予約制)などが実施されています。
庭園に隠れている可愛い地蔵さん。
また境内には京都市内が展望できる高台もあり、そこには開基・徳川家康を祀った東照宮が。
一条寺駅から圓光寺までは緩やかな登り坂が続き圓光寺の境内の中でもさらに登り坂を登らないといけないので、こんなところに有名な徳川家康のお墓があることは知っている人は少ないです。
高台から望む京都市内の風景。
庭園に戻る道中には緑眩しい立派な竹林が。
このお地蔵さんは見つけにくい場所にいらっしゃるので探してみましょう😉
季節ごとに表情を変える圓光寺、洛北の地で見つけた心に残る名刹でした。
圓光寺を一躍有名にしたのがこの紅葉、写真からもその美しさには圧倒されます。
この時期完全予約制で競走率も高く拝観するにはハードルがかなり高いですが、その素晴らしい光景をこの目に焼き付けて見たいです🍁