住宅街にひっそり立つこちらの木は、宮本武蔵・吉岡一門の決闘で知られる八大神社境内地「一乗寺下り松(さがりまつ)」🌲
古くからの交通の要所で松の前で道が2つに分かれ北へ折れると白鳥越え、東へ折れると今道越えで共に比叡山を経て近江へ通じる平安時代からの古い街道です。
一条寺駅まで戻り再び叡山電鉄で次の目的地に向かいますが、やって来たのは展望列車「きらら」🚋
車両中央の8席を窓側へ向けて配置しているので洛北の景色が真正面に、また車体表面を大きなガラスで覆っていて車内からのパノラミックな展望を楽しめます。
約30分で電車は1929年に開業した入母屋式木造駅舎の鞍馬駅に到着。
外に出るなり嫌でも目に飛び込んで来るのは台座からの高さが4mもある巨大な大天狗、1994年に「平安建都1200年」を記念して鞍馬の自治会により制作され2002年から同駅前に設置されました👺
その昔鞍馬山で採石で取られた鞍馬石の学名は花こう閃緑岩といい、花こう岩の一種で波動が非常に強く、人間力を高める石といわれているパワーストーンです。
そのパワーストーンの上に立ち大天狗とのツーショット、これで相方も最強の運気を持つ人間に・・・
中途半端な角度の坂道を100メートルも歩けばそこは鞍馬寺の入口。
鮮やかな朱色の仁王門(山門)、ここで入山料(300円)を支払います。
仁王門から九十九参道を登り本殿から貴船神社まで足跡を辿り、若き日の源頼朝に思いを馳せるのも良いでしょう。
ただ体力に不安のある方や私みたいに心の弱い方は普明殿へ、ここはケーブル山門駅乗り場なので上まで楽に移動♪
高低差200メートルを5分かけて登ります🚡
日本一短い鉄道である鞍馬山ケーブルの終着駅山上駅の目の前にあるのが多宝塔。
多宝塔には尊天三尊像(毘沙門天・千手菩薩・護法魔王)が祀られています。
これから鞍馬山のメインへと歩を進めます。