バスは8番目の停留所「大手前 堀川遊覧船乗場・歴史館前」に到着。ここで下車するとそこは大手前広場乗船場」。
今からぐるっと松江堀川巡りに出掛けます。
松江駅前にある観光案内所の方から「松江市内観光する前に、是非堀川巡りからスタートして下さい」とのアドバイス。
聞くところによると船頭さんが街歩きやグルメなどいろんな情報を持ってるので、それを聞けば効率的に観光が出来るとの事です。
人数が揃えば出発らしいですがそこはフレキシブル、我々二人だけの出航と相成りました。
こちら以外にふれあい広場とカラコロ広場にも乗船場があり、主な観光スポットからのアクセスも抜群です。
城山内堀川から川下りはスタート、コースには15本の橋が架かっていますが最初に見えるのが松江城に架かる北惣門橋。
見事な石垣が残っていますがお城を囲んでいるのではなく、切れて途中から森に変わっています。
話しによると当時13歳の三代目藩主に家来が石垣制作延長を訪ねると「よきにはからえ」と返事、財政難の藩は若い藩主の返事を都合のいい方に捉え石垣は途中で切れたそうです。
石垣が途切れたら景色は一変、まるで西表島のマングローブ林の様相。
船からは武家屋敷・小泉八雲記念館など、主要観光スポットや有名お蕎麦屋さんが並ぶな塩味縄手通りの景色が。
あの穏やかな内堀はどこへやら、ジャングルクルーズがぴったしと言える険しい景色の中船は進みます🚢
見事なまでの亀の甲羅干し、毎日この木に🐢さんが集まってくるそうです。
ふなつ橋を通過、ゆっとりとした時間が流れます。
コース内二カ所エコーがかかる橋があり、通過の度に船頭さん自慢の歌声が聞けます。
この重厚な建物は「創る・見る・体験する」をテーマにした、旧日本銀行松江支店を利用したカラコロ工房。
コース内数カ所にあるハート型のブイ💓
コース内四カ所ある低い橋を通過する時、船の屋根が電動で下がる仕組み。
私みたいに体の硬い方は寝滑るのが一番、ただし他に乗客がいる時は鬼のような前屈を強いられます😅
堀川巡りで数カ所見える石の階段は昔位の高いお役人が家に船を停船させるために造った船着場、今でも一般家庭内に歴史を感じる箇所があります。
こちらも有名な施設「武家屋敷」、残念ながらこの日は休館。
松江藩の歴史に街歩きのヒントに飲み屋街の案内と多岐に渡った船頭さんの情報、松江に来たら何はさておき堀川巡りに乗れば観光が飛躍的に楽しくなること間違いなし😉