松江城二の丸にあるのが松江藩松平家の初代直政公ほか徳川家康公、松江藩7代藩主松平治郷公(はるさと)公、松江開府の祖堀尾吉晴公を祀る「松江神社」。
松江城が国宝に指定されたのは平成27年とつい最近、それまで国宝指定されなかった理由は「築城年が不確か」だから。
また松江城が国宝になる決め手となった、その証拠となる「築城年」が書かれた祈祷札が蔵から発見されたからです。
最近は水がない所も増えましたが、こちらの手水舎は流れてくる水で浄めるシステム。
御神徳は家業繁栄・厄除開運・交通安全で、最近ではハートの絵馬で良縁を願う参拝者が増えています💓
敷地もさほど広くなく、砂利が丁寧に敷かれていてこじんまりとした神社です。
こちらは境内にある福徳稲荷。
子供を抱いた狛犬ならぬ狛キツネ、その愛くるしい表情に和みます🦊
お稲荷さんなので請来軒の商売繫盛を祈願。
きっとお稲荷さんも大阪から遠路はるばるやって来たので、私の願いを叶えてくれますよね😉
松江神社のすぐそばにあるのが、松江市が松江市工芸品陳列所として建てた「興雲閣」。
当初明治天皇の行在所に使用する目的でつくられたため、装飾・彫刻を多く用いた華麗な仕上げとなっています。
浪人時代によく見た昼ドラ「華の嵐」に出てきそうな、レッドカーペットが敷かれた重厚な階段🌹
大壁造りで竿縁天井の大広間は有料で貸切使用も可、来年私の誕生日会はこちらでしようかと思っています🤩
大広間の奥にある貴顕室(きけんしつ)は皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)が来られた際、御座所や御寝所として使用された部屋ですが内部には入れません。
結果的には明治天皇の巡幸は実現しませんでしたが明治40年(1907)皇太子嘉仁親王(のちの大正天皇)の山陰道行啓にあたって、同年5月22日から25日まで御旅館となり迎賓館としての役割を果たしました。
二階のバルコニーからは木が少々邪魔ですが松江市内の風景が、入場無料なので松江神社とセットで訪れましょう。