おはようございます。
松江滞在二日目は日本海側名物の雨、「弁当忘れても傘忘れるな」の格言があるくらい雨が多い地域です☔
本日の観光はあそこだけなのでまずは朝食兼昼食、やって来たのは地元民に教えてもらった「神代そば」さん。
場所は田部美術館や小泉八雲旧居と同じ並びで、観光客に人気の「八雲庵」さんの300メートル先にあります。
お店横にはどこに停めたらいいのか分からない駐車場完備。
外観同様渋~い店内はテーブル席のみ。
お品書きは冷たい蕎麦と温かい蕎麦に分かれ、それぞれシンプルなメニューです。
今日使用されるそば粉は北海道当麻町産の「キタノマシュー」、たまに島根県産のそば粉も登場するそうです。
相方のオーダーは限定品の「彩りの割子」。
とろろ・なめこ・うずらとまさに王道の割子そば。
脇役はこれまた王道のねぎ・きざみのり・かつお節、この日は辛味大根がサービス。
一口目は汁なしそのままでそば粉の風味をダイレクトに、鼻腔に抜ける爽やかなそば粉の風味は鮮烈です。
粘り気の強い自然薯とそばの競演、それに汁の風味が口の中で見事に合体😋
蕎麦は運ばれてきたらすぐ食べないと風味が消える繊細な料理、黙って鮮度が良いうちに味わいましょう。
私は温かい蕎麦から「とりそば」を注文。
近くにある有名店「八雲庵」さんは鴨そばが人気でここも鴨かなと思ったら鶏モモ、甘めに煮こまれて蕎麦の旨味を邪魔しない優しい味付けです。
辛味大根ってほんと良い仕事をしますよね😉
提供される際店員さんから「そばの汁は薄いので、お好みでそばつゆで調整して下さい」とのアナウンス、確かに関西人でもかなり薄く感じる汁です。
指示通りそばつゆを投入もそれ自体が薄いので、足しても劇的な味変は感じません。
やっぱり本格的なお蕎麦は割子かせいろで味わうのが一番、阪急そばで育った私はクセで温かい蕎麦を頼みがち・・・
少しとろみのあるそば湯でしめを。
普段大阪で食べる蕎麦より風味も歯触りも段違いに違う「神代そば」さん、落ち着いた雰囲気といい素敵なお蕎麦屋さんでした。