目の下にもう一つの目があるように見えるため、ヨツメジカ(四目鹿)とも呼ばれる「キョン」。
この目の下には臭腺がありこの臭腺から出る分泌物を木の枝などにこすり、においづけをし縄張りのしるしをつけます😯
キョンは襲われないように狭い空間に身を潜め休む習性、なかなかリラックス出来ない動物です。
旭山動物園を一躍有名にしたのが動物の展示方法、従来と違いその動物の習性を利用してより自然に近い形で見ることが出来ます。
「ボルネオオランウータン」は高さ17メートルの高所を綱渡りみたいにでもスピードに乗ってあっという間に移動、オランウータンはマレー語で森の人を意味していてその意味どおり生活のほとんどを樹上で過ごします。
名前はちっちゃい頃から馴染みのあるトナカイ、しかし実物は初めて。
顔は愛くるしいんですがその角は大きくてかなり鋭利、表面の毛はフワフワで触れますが怖くて触る勇気なし💦
寒さに強いトナカイは毛が二層になっていて目の前にいるトナカイは一部の毛が抜け落ち下の層が見えますが、下はまるでゴムみたいな分厚そうな皮膚が丸出し😲
ジックリ見れば見るほど人間に似てるチンパンジー。
何か言いたげな表情に日焼けした指、人間の祖先なのも納得です。
オラウータンの骨格展示ですが動物展示以外にここ旭山動物園は研究の展示も多く、それを読むと見学には半日を要するくらいの充実度。
特に興味深かったのが動物の「死」でその捉え方の意味を携わる側の人間が考える、これは人間にも当てはまることで非常に考えさせられました。
難しい問題だけでなく動物の睡眠ランキングなど、子供も大人も楽しめるテーマもたくさんあります。
あの長~い足を折りたたんで座り休息する🦒
たまに見学者が死んでる~と勘違いする、絶賛爆睡中のアザラシ。
ここからは北海道に生息する生き物コーナー、トップバッターは威風堂々としたエゾヒグマ🐻
熊の手形ですがこんな手に鋭い爪で襲われたら一たまりもなく、もし熊に出会ったら潔く諦めましょう😱
釧路で見た以来のタンチョウ鶴、その優雅な姿はさしずめ北の貴婦人のよう。
北極圏で最大の猛禽類で他のフクロウとは異なり、日中に狩りを行うシロフクロウ。
冬になると雪と同化してどこにシロフクロウがいるかわからないぐらいの真っ白な羽が特徴です🦉
こちらも北海道に生息するエゾシカ。
でも生物科学的にはウシに分類されるそうです😲
鹿の角の剝製ですが中心部にはすが入っていて、そこが血液の流れる道だそうです😲😲
奈良の鹿さんと同じく可愛いですが、毎年エゾシカによる農作物の被害は深刻です。
かなりのエゾシカが駆逐されますがただゴミとして処理するのではなく、人の手で増えたその生命を有難く頂く選択も重要です。
この後は愛くるしい生き物が登場します。