奈良ホテル滞在二日目の朝を迎えました。
雑音のない澄み切った空気の中、まさに清々しい朝です。
ホテル最後のイベントの朝食は前日までの予約制、和定食洋定食に加え奈良県名物「茶粥定食」もあります。
朝食会場はメインダイニング「三笠」はシャンデリアから床の絨毯まですべてが重厚な雰囲気、格式あるダイニングでいつかはフレンチが食べたいな~🤩
洋定食はメインをフレンチトースト・ポーチドエッグ・エッグベネディクト・オムレツの中から選びます。
少し窮屈な二人掛けのテーブルには巨大なアクリル板、お互いの料理をわけわけする事は出来ません。
相方は奈良県ご当地グルメの茶粥定食、古くより「おかいさん」と親しまれ「大和の茶粥、京の白粥、河内のどろ喰い」と言われ風土の食べ方を色濃く残すのが大和の茶粥
です。
胡麻豆腐
取り肴五種盛り
焚き合わせ
焼き魚
蒸物
大和の茶がゆ
奈良漬け
相方曰く「その素材を引き立てる味付けに隠し包丁、大変おいしゅうございます」、ビアテラスとは比べ物にならないお味に満足そう😊
メインの茶粥は香り高い緑茶でさらりと炊き上げており、目覚めいちばんの胃にやさしく満ちてゆきます。
日常食として奈良の人々に親しまれてきた茶がゆは家庭料理で、奈良のうまいもの郷土・特産品料理登録商品です😯
狭いテーブルに所狭しと並べられたのは洋定食、これからダイニング三笠の洋食を堪能します。
メインはフレンチトーストをチョイス🇫🇷🍞
しんなりとして奈良県産「大和なでしこ卵」の風味が前面に出たフレンチトースト、粉砂糖もシロップも控えめで食べ飽きないお味。
付け合わせはハム、ベーコン、郷ポークソーセージ。
しなっとした肉質は味も香りも濃厚、歯切れの良さと言いこれはワインに合うだろうな~
打って変わって塩味と脂身が効いたベーコン、ハムと味の対比が面白い一品🥓
ほとばしる肉汁が最高ですが味わったことのないハーブの香り、こんな美味しいソーセージは初めて😲
焼き立てパンがメイン料理に花を添えます。
奈良県産柿のジャムをフレッシュヨーグルトを落とせば、甘みと酸味でより胃袋が活発に動き出します。
朝食でもその味と雰囲気に大満足の「メインダイニング三笠」、初めて宿泊したクラシックホテルはホテル滞在そのものを楽しむ施設が充実していました。
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帰り道には猿沢池の後ろには興福寺と駅までに観光スポットがたくさん⛩️
猛暑でグロッキー気味の鹿さんに見送られ奈良を後に、身近で日常から逃避できる奈良ホテルの滞在は最高の癒しでした。