少し暑さが和らぎましたが18時30分を過ぎてもまだまだ明るい那覇の街、夕食でやって来たのは繁華街若狭。
今夜はこちらの「寿司割烹 司」さんで沖縄の魚をいただきます🐟
カウンター席と座敷の店内、陣取るのはもちろん魚と仕事が見えるライブ感が楽しいカウンター席。
人生初海ブドウの生簀。
お好みメニューも豊富で、一品とお酒を気軽に楽しめる価格帯です。
もちろんオリオンビールの生で乾杯🍻
北海道のサッポロクラシックと沖縄のオリオンビールは取り扱いの有無を確かめましょう。
付き出しはやわらかいお酢で漬けた鰯の南蛮漬け、沖縄で食べるトウモロコシが新鮮に感じます🌽
沖縄のお魚を食べたいとリクエスト、出てきたのは沖縄近海で獲れた魚のお造り。
沖縄県を代表する高級魚ミーバイはハタの仲間、鯛に似て淡白な身ですが食べると爽やかな脂がにじみ出ます。
島ダコは思いの外柔らかいですが、かなりあっさりとしたお味🐙
生簀から取り出した海ブドウはつぶつぶ感が半端なく主張、プチプチと口の中で弾ける食感は初体験。
沖縄近海の暑そうな海に生息してるとは思えない、歯応え良く甘みがあるヤリイカ🦑
意外ですがマグロ天国の沖縄、軽く脂切れのよいキハダマグロの中トロ🐟
このまくぶべらは沖縄三大高級魚で和名はシロクロベラ、ベラ科の魚で最大1m近くまでなる大型魚。
味は驚くほど繊細で、噛めば噛むほど旨味がどんどん広がって行きます。
昔はたくさんいたそうですが、現在では希少となったコマ貝。
巻貝の一種で正式名称は「マガキガイ」、小さな爪のようなものがあるのでそれを引っ張ると簡単に身が出てきます。
味は赤貝の風味に茹でた北寄貝の食感、かっぱえびせんじゃないけどやめられないとまらない美味しさです。
となれば相棒は泡盛で注文したのは瑞泉酒造さんの「瑞泉翔ブラック」、蔵元独自の仕次ぎ手法により古酒の特徴を引き出した美味しさにアルコール25度と比較的飲みやすい泡盛です。
沖縄の県魚「ぐるくん」は外せない一品でこちらでは刺身が名物ですが、この日は売切れだったので食べたい方は事前にご予約を😉
刺身がなけりゃ唐揚げがあるさという事で注文、オコゼよりかは若干淡白ですが白身の中に潜む脂がたまりません。
香ばしい骨せんべいは左党殺しの逸品🍶
お店からサービスですと頂いたのはアオチビキの天ぷら、沖縄や鹿児島などいくつかの地域ではオーマチやアオマチなどと呼ばれています。
フグに似た弾力のある身が特徴、塩で旨味を引き出します🐡
やはり揚げ物にはビール、チェイサー代わりにオリオンビールを一本。
アテでお腹も膨れたので握りは5貫🍣
小肌は〆加減も良く皮目も柔らか、失礼ですがこんな美味しい小肌が食べられるとは😲
刺身で食べたミーバイとアオチビキですが、シャリと合すとまた違った旨味が浮き出ます。
炙ったことで甘みと香ばしさが増したイカ、飾り包丁の職人技が光ります。
本土とは一風違う穴子の握りはつめは塗らず提供、肉厚の身に潜む脂と焦げの香ばしさが〆に相応しい握りです。
県魚から近海で獲れたおなじみのネタまで沖縄の魚を楽しませて頂いた「寿司割烹 司」さん、旅行者は黙って職人さんにお任せが口福への近道です😉