おはようございます、ソウル滞在三日目も晴天のスタート🌤
ソウルの丸の内とも言われるオフィス街「武橋洞」、訪れるたび再開発が進み高層ビルが林立するエリアです。
その開発から逃れたように昔の風情が漂うエリア、いずれこの景色も無くなるのでしょうか?
ソウル最終日の朝食と言えばこちらの「武橋洞プゴクッチプ(무교동북어국집)」が定番、1968年創業と私と同い年でオープン以来ずっと同じ場所同じ規模で頑なにプゴグッ(干し鱈のスープ)こだわっているお店です。
席につくと注文しなくてもおかず入れのトレーとご飯に水キムチ、味付けようのセウチョッ(エビの塩辛)などをテーブルの上にセッティングされます。
テーブルの長方形の穴にすっぽり設置されたおかず入りのトレイから、白菜・キュウリ・ニラキムチは食べ放題。
こちらがソウルっ子に長年愛されている「プゴグッ」でシンプルな白濁スープに細長く切った豆腐、プゴッ(干したスケソウダラ)にネギ、そしてふんわり卵が浮かんでいて表面にコショウが薄っすらかかったスープからはうっすらと湯気が立っています♨
淡白ながらもコクのある熱いスープがのどを通って体中に染み渡っていき、味は塩やセウチョッ(エビの塩辛)で自分好みに仕上げます。
たっぷり入った鱈の身は歯ごたえがあり、噛めば旨味がじんわりと広がって行きます。
キムチとの相性も抜群👆
セウチョッ(エビの塩辛)を入れるとスープの深みがグッと増します。
エビのネギとゴマ油和えはご飯のおかずにピッタシ。
ごはんに乗っけると全ての食材の香りが一段とアップ。
箸休め的な水キムチは爽やかな酸味。
スープに足らないコクが欲しければ追加でケランフライ(うずら卵焼き)を🍳
少し単調なプゴックに良いアクセントを与えてくれます。
運ばれて来た時からだいぶ味変したスープの〆はもちろんクッパ風に。
色んな食材の旨味が混ざってますが、逆に芯が一本通ったような旨さに変身。
韓国にはたくさんの朝食がありますが何故かこちらに足が向く、素朴ながら日本では味わえない中毒的なスープです。
開店から満席で特に出勤時間が近い8時頃は行列も出来ますが、回転が早いのでそんなに待たずに食べられる「武橋洞プゴクッチプ 」さんでした😋
約3年ぶりの韓国でしたが行ったみたら物価は少し上がりましたが、コロナ前と大きな変化はありませんでした。
観光客が良く訪れていたショップや飲食店はかなり淘汰されましたが、明洞以外のエリアはそんなに影響がないような・・・
2022年11月現在日韓のフライトはまだまだ少なく、特に大阪から金浦線はチェジュ航空のみで2023年には各社路線再開するものと思われます。
ただ関空に着いてからは南ウィングがまるまる検疫検査場になっており、降機してからイミグレーションまでは徒歩と数メートル間隔でスタッフのチェックが入るなど空港を出るまでかなりの時間がかかります。
ワクチン3回接種で往来は自由になりましたが制約は存在、久しぶりに渡航される方は時間に余裕を持って行動された方が良いです。
※ visitJAPAN登録しなかったら税関も長蛇の列なので、これも忘れずに登録して下さいね😉
追伸
1月22日より26日まで正月休みで27日より営業致します。