おはようございます、早くもソウル滞在二日目の朝を迎えました🌤
旧正月だけあって普段は渋滞する下の幹線道路もガラガラ、写真奥は新世界百貨店・南大門市場方面です🚙
ソウル滞在中はグルメとチムジルバンしか予定はなく、今から今回初のグルメを楽しみに動き出します。
写真はロッテ百貨店に繋がっているソウルメトロの大動脈地下鉄2号線「乙支路入口(ウルチロイック)」駅、お昼前だと言うのに旧正月のせいか乗客は閑散。
降り立ったのは地下鉄2号線と空港鉄道(AREX)が交わる「弘大入口(ホンデイック)」駅。
弘大エリアは韓国の日大芸術学部みたいな弘益大学があり、クラブや飲み屋が多くて夜がにぎやかな若者の街です。
昼食は駅から徒歩2分の所にあるこちらの「弘大タッカンマリ(홍대닭한마리)」さん、東野・岡村の旅猿やアナザースカイでも紹介されたお店です。
こちらはトッ(お餅)やカルグクス(麺)が最初から付いたセットメニューで、人数を伝えればそれで注文は終了。
韓国の飲食店らしい店内、旧正月当日でも営業する旅行者の強い味方です。
浅漬けのキムチが唯一のパンチャン。
一般的なタッカンマリ屋さんはポン酢とタテギにニラとマスタードを自分で配合しますが、こちらはすでに配合済みで他所にはないキャベツの千切りがドサッと入っています。
こちらがこの店自慢タッカンマリ(タッ=鶏、ハンマリ=一羽)は韓国語で直訳すると鶏一羽で、文字通り鶏一羽を丸ごと煮込んだ韓国ではメジャーな料理です。
薄くて苦みの少ない一番売れてるCASSはパス、キリンビールに近いテイストのクラウドで🍻
一般的には鶏肉を丸のまま煮込みますが、こちらではすでにカットされ提供されます。
そのせいか肉の旨味がスープに溶け出す時間が早いように感じます。
ね、鶏の旨味がどんどんにじみ出てるでしょ😉
おなじみ手羽先はクリーミーでホロホロ、こちらではほぼ食べれる状態で鍋が到着します🍲
弾力がありブロイラー特有の臭みもなく、口の中にじんわり広がる旨味は食べ応え十分🐓
キャベツと食べるのは初めてですが、最初の頃は正直違和感を感じました。
鶏肉の素人でもおおよそ想像がつくアソコのお肉、よく動くだけあって噛み応え抜群💦
肝心のスープはあっさりですがこの店独自の配合された漢方など滋味深い味わい、ただ始めと最後ではスープの味は別物に・・・
鶏肉以外はジャガイモにトッ(お餅)とエリンギ、それにすぐ溶けるネギが入っています🥔
店内のBGMはアジュンマが刻むキャベツの千切り、リズミカルな包丁の音が韓国らしいです。
終盤になると鶏肉の熱さでキャベツはふやけた状態に。
それが鶏肉に絡まり絶妙なハーモニー、これはクセになるお味です😊
シメはカルグクス(韓国手打ち麺)、これもセットに付いてます。
麺を打った小麦粉がスープに溶け出し、サラサラからとろみのあるスープに変身。
とろみのおかげでスープの旨味が麺に見事コーティング🎉
タレで味変すると麺の旨味がクッキリ、一つの料理でもいろんな食べ方があるのが韓国料理の真骨頂。
鶏肉のクオリティはもちろんですが甘めのタレが絶品の「弘大タッカンマリ」、日本の水炊きとは似て非なる冬に食べたい美味しいお鍋でした。