夜の帳が降りたソウルの街、やって来たのはサラリーマンや若者の憩いの場「鍾路」。
夕食は韓国でいつも食べる豚焼肉、年中無休のお店に向かったものの旧正月でまさかの休み💦
ここ地下鉄鍾路5街駅付近は豚焼肉屋さんが密集、それなら開いているお店を探すまで。
どのお店も賑わってる中突入したのは「益善洞ミートハウス」さん、今夜ばかりはロシアンルーレットな気分でのお店選び。
かなり窮屈な店内はすでに若者グループが盛り上がっていて、私を含めてアフリカ人らしいグループも入り乱れカオス状態。
狭い店内の請来軒もそうですが、椅子の蓋を開けて服はそちらに収納👚
こちらは日本語メニューがあるので注文はラク、豚焼肉屋さんでは「サムギョプサル・モクサル・カブリサル」三つの単語を覚えたらどのお店でも大丈夫✌
パンチャンは豚焼肉には必須のミョンイナムル(行者ニンニク)。
どのお店でも良く出るネギサラダ🥗
サンチュとお味噌、そして小粒のニンニク。
アルミホイルのキムチはなぜか鉄板の上でスタンバイ🤔
注文したのはお店一番人気「カルビサル(豚ハラミ)」、ファーストオーダーは二人前からでそれ以降は一人前の注文も可。
こちらは珍しくセルフで焼くスタイル、ここは焼肉屋腕の見せ所です💪
期待はしてませんでしたがここは豚肉天国の韓国、肉の香りも良くジューシーさもあり納得のレベル。
何より肉からドリップが出ていなく、煙もしっかり肉の香りがしたのは好感が持てました。
ネギサラダやミョンイナムルと一緒に食べるとあら不思議、邪魔するどころか肉の旨味が強調してきます。
チャミスルを注文してソメク(ビールの焼酎割)に、軽めのビールと甘いチャミスルが口の脂をキレイに流してくれます。
夢中になって忘れていた鉄板頂上にいるキムチ、程よく火が通り甘酸っぱい香りを放っています。
豚肉をそれとサンチュで巻く、豚キムチと違い酸味の増したキムチがめっちゃいい仕事をしてくれます👍
でも欲張ると熱いのでこうなりますよ🥹
パンチャンのテンジャンチゲは大豆の香りが強く、箸休めにはもってこいです。
分厚くカットされたモクサル(首の肉)は脂も少なく、いかにも旨味が詰まっていそうなビジュアル🐖
う、うまい👼
最近はサムギョプサルよりもっぱらモクサル、旨味が強く肉汁も濃くてうまいんです。
こちらはドリンクも豊富で初めて見たOBビールから発売されている「HANMAC」、キリンビールに近いテイストのOBだけあって苦みもかなり主張し日本人も好きな味です。
これも今回初めてチョウムチョロムの新商品「セロ(새로)」。
チャミスルを筆頭に韓国焼酎は甘いですがセロはゼロシュガーがウリ、スッキリとした飲み口ですがこれはソメクには合いません。
いろんな食材と合わせるのも楽しみですが、やはり塩で食べるのが一番✌
焼きたニンニクはホクホクで甘みを増すので、これを味噌に付けたら焼酎が無限に飲めます😤
失礼でしたが嬉しい誤算続きの益善洞ミートハウスさん、韓国豚焼肉の底力を見たような気がしました。
有名店も多いですが無名でも美味しいお店はたくさん、自分のインスピレーションで開ける扉の向こうには口福が待ってますよ🫣
食後のスイーツは屋台にお任せ。
フルーツアメとホットクで胃袋をクールダウン、さて明日はどんな料理に出会えるか楽しみです😊