ビッグⅡから繁華街名瀬中心部を通り抜け約40分、やって来たのは住用町にある「黒潮の森 マングローブパーク」。
ここは奄美大島の世界自然遺産の森とそこに棲む生き物を実際にフィールドを歩いているように体感・観察したり、奄美大島の自然の価値をそれを守る取り組みを学べる「奄美大島世界遺産センター」。
奄美諸島国立公園の適切な利用促進と密漁盗掘対策など保全管理の拠点でもあります。
展示室入口へ向かう通路には、ミロコマチコさん(龍郷町在住の画家・絵本作家)のイラストが壁面いっぱいに描かれています。
森に入ってまず目に飛び込んできたのが、直立する巨大なガジュマルと緑豊かなスダジイの樹木。
しばらくすると森は静かな雨音に包まれ渓流には緑や黄色のカエルの鳴声が響き、その奥でハブが虎視眈々と獲物を狙っています。
室内は「身近なシイの森」「深みを増すシイの森」「大木が支えるシイの森」「雲霧林」「渓流」「マングローブ林」、6つのコーナーで『奄美の森』を再現。
森に隠れている生き物を発見するとその解説が流れるモニター、楽しみながら生態系の勉強が出来ます。
奄美パークより専門的な角度から奄美の豊かな自然を疑似体験出来る「奄美大島世界遺産センター」、奄美の自然を語る上で外せないスポットです。
駐車場からすぐの所にある広いスペースに車を停車、ここの展望台(普通の道ですが)からマングローブ林が一望。
ここからの景色こそがTHE奄美のアイコン的風景、しばし言葉が出ないぐらい圧倒的なスケールです。
遠くにはカヌーを楽しむ姿が、昨夏沖縄でマングローブ観察のカヌー体験をしたので今回はパスしましたが・・・
小声ですがここに来たらカヌー体験をしないと面白味は半減以上、西表島に似た雰囲気なので絶対カヌーを漕がないと来た意味がないですよ🛶