奄美最後のイベントはこちら「鮨惣五郎」さんでのランチ、空港近くで検索したらこちらがヒット。
このお店は初めてですが以前惣五郎さんが北新地で営業されていた5年前、背伸びして3回ほど食事した懐かしいお店なんです。
店内はサーフボードが掲げられどこかハワイアンな雰囲気がします。
実は惣五郎さんは北新地からハワイに移転してお寿司屋さんを営業していたそうですが、コロナで営業出来なくなりここ奄美に新天地を求めたそうです。
陽光が降り注ぐ明るい店内、外には東シナ海を眺めながら食事ができるカウンター席もあります。
ランチの中身はおまかせ握りに、白身魚のフライが付いた寿司定食に海鮮丼です🍚
エビの養殖で有名な奄美だけに大ぶりのエビフライ定食も人気どうです🦐
握り10貫のおまかせにぎり(味噌汁、一品付き)
一品はこれまた奄美名産もずくですがここではお酢ではなく出汁で味付け、こちらの大将はお寿司屋ですが野菜のアテが得意な方です。
魚貝(特に甲殻類)の出汁が効いた味噌汁。
奄美の高級魚ハージン(スジアラ)は白身ながら上品で軽やかな脂が特徴。
皮目を炙り身と皮の間の脂が香ばしいのどぐろ。
爽やかな酸味の天草産キハダマグロ。
短冊にカットし甘みを引き出した、甲イカの一種コブシメ🦑
脂と赤身のバランスが良い天草産天然ブリ。
内地産の中トロはコメント不要の旨さ、鼻に抜ける香りがたまりません。
酢締めして皮目が柔らかい天草産小鯛。
チップの燻製香と内に秘めた脂が秀逸な北海道産サクラマス。
香りと旨味が強い奄美産クルマエビ🦐
女将さんおススメホロホロ鳥のむねかつ定食も注文。
結構なボリュームのホロホロ鳥。
普通のチキンカツにはない味の奥行きと、とんかつにはないサラッとした脂が特徴。
大将の刻むキャベツの千切りは口に入れるとフワフワ、ここにも職人技が忍んでいます🔪
サラッと消える脂がホロホロ鳥の特徴。
ソースが付いてますが塩で頂くと肉の香りを邪魔しません。
また低温でジックリ揚がっていて衣も軽く、サクッとした食感も味の内です。
北新地時代と違い角が取れ味が丸くなり、厳選した赤酢を使用し体にも優しいシャリ。
女将さんも相変わらずエネルギッシュでその接客も久しぶり、スローな時間の中美味しい料理と会話を楽しめた「鮨そうごろう」さんでした。
ランチはテーブル席ですがディナーは寿司屋の醍醐味カウンターで、でも公共交通機関はなくタクシーもかなり少ない・・・
夜はハードルが高そうに思えますが・・・
同じ敷地内にコテージがあるので酔いつぶれても大丈夫、空港もすぐ近くなので最終日の夜なんか最高ですよ🍣
初の奄美大島は人も町も空気も時間も全てがスローで優しい、素朴さが消え去った沖縄との大きな違いはここにあると実感。
今度はホエールウォッチングや天体観測など、奄美の大自然と向き合うアクティビティにチャレンジです🌟
奄美の旅 ― 完 ―