夕食はフロントレベルにあるお食事処で。
乾杯は洞川醸造所のクラフトビールで、日本名水百選の水で仕込んだフルーティーな味わいのペールエール「山わらうエール」。
IPAならではの苦みとフルーティーさが見事にマッチ🍺
天川の味満喫プランのスタートは鹿肉のたたき。
クセがなく食べやすいです。
天川村と言えばアマゴ🐟
清流で育ったアマゴは鮮烈な野性味にあふれ、クリスピーな頭から尾びれまですべてが美味しい魚😋
山料理の代表格「ボタン鍋(一人鍋)」🐗
濃厚な旨味に負けない脂身、それ自体コクがあり赤身がより一層美味しく感じます。
チャッカマンは最新式😲
優しい味の餡がかかった、れんこんまんじゅうの吉野葛あんかけ。
いたんぼ(山菜いたどり)の炒め煮。
とにかく苦いらしく水で苦みを取り煮て、それから炒めと手の込んだいたどりは淡竹に似た食感。
山菜料理には日本酒ということで奈良県の地酒「大和の露 純米吟醸」を、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合女性部が企画した日本酒です。
旨味も香りも淡い辛口ですが、スッキリとした飲み口に水の清らかさを感じます。
わら納豆みたいなこれは「鮎の俵巻き」で弥仙館の名物料理、天然鮎をソーメンで巻いて揚げた逸品。
鮎の旨味と香りに揚げたソーメンの香ばしさが絶妙、なにも味付けしてないのにいろんな味があふれ出ます。
柔らかいので頭から食らいつきワタの苦みにノックダウン、レンコン饅頭の餡をかけて味変😋
昼食で食べた葛うどんは冷やしで、のど越しと細麺ながらコシの強さがたまりません。
お椀の蓋にツユが入っている珍しいお椀。
「水の郷百選」にも選ばれた天川村のお米は粒がしっかりで甘みも強め🍚
ぼたん鍋の汁で雑炊にしても、鮎をのせて餡をかけてもお箸がすすむ君です。
豆乳のパンナコッタで夕食は終了。
どのお料理も天川村の清らかなお水の恵みを感じる品々ばかり、どんな高級素材にも負けない素朴という名のごちそうでした。
夕食後宿の主人が天川村の自然へ案内して頂きました。
目を凝らして見ていただくと二つ緑色の小さな点が、たくさんの蛍が飛ぶ幻想的な光景がそこにありました。
こちらは完全に真っ黒ですが北斗七星にアンドロメダ、それにうっすらですが天の川も肉眼で見えました🌌
味覚に視覚と最後の最後まで天川村を満喫、雑踏の大阪と違いまさにそこは別世界でした。