平目帆立からは「平目とホタテのムース」
サクサクのパートフィローに包まれたムースは、ホタテの甘みと平目の風味が見事に表現されています。
甲殻類のから作った濃厚なアメリケーヌソースにローストしたホタテ、口が次のワインを求めています。
合わせるブルゴーニュの「シャトー・ド・サントネイ ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ クロ・ド・ラ・シェーズ・デュー ブラン」。
柑橘系のアロマが鼻腔をくすぐり、ミネラルの風味が清々しく魚介の旨味をより一層引き立てます。
噴火湾穴子からは「穴子の薪焼き 古代小麦とキノコのリゾット」。
ふっくらとした肉厚の身は上質な脂を備え、ソースに負けない穴子の旨味と風味が広がります。
古代小麦とトリュフの香りの競演、小麦の食感が良いアクセントのリゾット。
この日初めての赤ワインは岩見沢の《 IRENKA PINOT NOIR 2021 》、「イレンカ」とは、アイヌ語で理想・希望の意で女性ならではの繊細さがが伝わるワイナリー。
ピノ・ノワールのポテンシャルが全面に出てそれにオークの香り、これは理屈抜きに美味しいピノ🍷
エゾシカからは釧路市のとなり白糠町産「エゾシカの薪焼き」🦌
ジビエで最もメジャーな鹿のモモは野性味あふれ、牛肉にはない奥行きの深い旨味。
土を感じる野菜達もエゾシカに負けない旨味🥬
そのジビエには「シャトー・コート・モンペザ2006」、その濃密な果実味としっかりとしたボディ感こそジビエに対抗できる上質な熟成感はさすが🍷
デザート第一弾はニセコ放牧牛の濃い身陸から作った練乳のシャーベット。
シェフが毎年梅干しを付ける時に出る赤紫蘇が隠し味、ほのかな酸味が練乳の甘さとコクを引き立てます。
チョコレートケーキとハスカップのマカロンでコースは終了。
北海道産の食材を活かした蝦夷フレンチに道産のワイン、「ラ・サンテ」さんは北海道愛がちりばめられたファインダイニングでした🍽️🇫🇷
1月21日~24日まで遅めの正月休みで請来軒は連休、1月25日より通常営業となります