お楽しみ夕食はホテルから🚖で5分の所にある「島ごはん 琉宮」さん。
それにしても伊良部島の夜は灯りがなく真っ暗、運転手さん曰く「ホテルが出来てだいぶ明るくなったさ~」との事💦
野菜や魚介は「ほぼ全て地産地消」で、肉も(松阪牛や神戸牛といったブランド牛のルーツ)宮古牛や県産のアグー豚など沖縄県が味わえる居酒屋です。
店内に整然と陳列する泡盛や焼酎の一升瓶、でもこれは店主のコレクションで売り物ではないそうです。
民芸調の店内は小上がりとテーブル席。
写真付きのメニューは島料理を中心に、ご飯ものからデザートまで魅惑的なメニューが多いです。
乾杯は大阪ではまず飲めないオリオン「75BeerIPA」は苦みとフルーティーさが同居、一杯目にはもってこいのビール🍻
ジーマーミ豆腐・キクラゲに卵煎り・島タコのバジル添えの前菜三種盛り。
シャキシャキ食感のキクラゲ。
バジルが淡白な身に旨味を与える島タコ🐙
沖縄に来たらやはりもずくは外せません。
太く歯応えのあるもずくは喉ごしも最高、それを引き立てるのが島独特のシークワーサーポン酢🍊
二杯目はノーマルなオリオンドラフトはただでさえライトな味ですが、IPAの後なのでより一層軽く感じます。
ビールのお供は伊良部島の佐和田の浜で獲れた島エビの唐揚げ。
外見は小ぶりですが薄衣でほとんどがギッシリ詰まった身、エビの香りと甘みを併せ持つお値段に納得の旨味🦐
着席すると真っ先に説明がある黒板の今日のおすすめ、この日は宮古直送エビの王様「五色海老」が一押しでした。
五色海老は伊勢エビの親戚みたいでグラム3000円とかなり高価な食材、おまけに注文は500グラムからなので尻尾を巻いて降参・・・
幻の食材とされるヤシガニもオンリスト、こちらも五色海老同様グループで頼むのがベストかも。
さすが沖縄の居酒屋とあってアルコールの種類は豊富。
でも飲みたいのはただ一つ、もちろん本場の泡盛。
スタッフに好みを伝えお任せで、まずは伊良部島の「宮の華」。
鮮やかな琉球ガラスで供される宮の華は独特のクセがなくスッキリ。
本日のおすすめより沖縄牛「トモ三角のタタキ」、トモ三角は後足でも比較的脂の強い部位で大阪ではヒウチと呼ばれています。
程よい脂で肉の香りも十分に感じ、またそれに炭火の香ばしさがプラスされ泡盛いや食欲が進みます。
続いてはまろやかな風味と芳醇な香りの「豊見親(とぅゆみゃ)」。
泡盛のアテは島らっきょう。
島らっきょうの苦みと酸味ほど泡盛に合う物はありません。
メインディッシュはゴーヤチャンプルーしかないでしょう😊
本場のゴーヤは爽やかな苦み、それにスパムの塩気が野菜の甘みを引き出してくれます。
いい気分になってきた所で最後の一杯は宮古島の宮の華で作られる「華翁」、繊細な甘みが特徴で35度のアルコール度数を感じさせないまろやかさ。
常に視界に入るレアな焼酎と泡盛、目の毒ですが見ながら飲むのも乙なもの。
〆のタコめしで島飲みは終了。
地の食材をふんだんに使いながら素材を邪魔しない調理法、沖縄を食で堪能できる「島ごはん 琉宮」でした。
お店の閉店時間が早くなりタクシー待ちの間、店の大将がサービスで泡盛を。
この泡盛は与那国島の「元祖花酒 舞富名 20年長期熟成酒 」で一升瓶で相場が10万円😲、おちょこで少し頂きましたが泡盛の概念を超えるまろやかさ。
貴重な一杯をありがとうございました。
ホテルからの送迎は島のしんせいタクシーさん、お世話になったドライバー濱川さんはとても親切で愉快な方(ご本人様からブログ掲載承諾を頂いてます)🚖
伊良部島でタクシーならしんせいタクシーさんの8号車で楽しい旅を。
雑音がなく波の音が唯一のBGM、静かな伊良部島の夜は更けていきます💤