ランチは沖縄そばと決めてきた今回の旅、やって来たのは「なかやすみ商店」さん。
屋号は商店ですがれっきとした食堂、特に一風変わった宮古そばを提供する地元の人気店です。
テーブル席だけでザ・食堂的な雰囲気の店内。
ゴーヤチャンプルーにチキン南蛮、カツ丼にカレーと定食類のメニューはさすが食堂🍛
ノーマルな宮古そばもありますが、このお店を一躍有名にしたのがシグニチャーメニュー「元祖鶏宮古そば」。
他に辛まぜ麺・鶏パイタンそば・麻婆麺に冷やしそば、どれもこれもあまり見かけない個性的なメニューばかり😲
間もなくして噂の鶏宮古そばが着丼。
普通の沖縄そばと違い白濁したスープは口に含むと鶏のコクが来ますが、それに鰹節の香りが追いかけてきます。
動物系と魚介系の旨味が見事に調和、決してくどくなく「うまい」が頭を駆け巡ります。
ストレート麺は喉ごし良くスルスル胃袋に、後で知りましたが麺はガビョウ麺(細麺)とウダグ(太麺)が選べます。
具材を麺の下に隠すのが基本の宮古そば、中からは味の染みた肉厚の三枚肉🐖
宮古そばにこの平天(かまぼこ)は欠かせません。
実はこの鶏宮古そばには食べ方がり、メニュー中程の案内に沿って食べてみます。
コショウを投入することでスープの油分が流され、味全体が引き締まります。
ラー油を振りかけることで鶏の旨味が際立ちます🐓
紅ショウガで口の中がリセットされ、スープと麺の味が蘇ります。
一方「宮古辛まぜ麺}はパスタのようなビジュアル🍝
コシのある自家製麺とトッピングのひき肉を混ぜて食べると、スパイシーな辛味のタレが麺や具材に絡んでもはや沖縄そばの域を超えています。
このハーブが良いアクセントになり、香りが麺や具材の旨味と相まって箸が止まらない旨さ😋
一緒に出てくる鶏宮古そばに似た味のスープが辛みを和らげてくれます。
無我夢中にむさぼり気づけば器は空っぽ、そばの概念を取っ払いもはや立派な料理に昇華。
沖縄そばラバーはもちろんの事宮古島グルメを堪能したい方、滞在中ぜひ「なかやすみ商店」さんを訪れてみては😉