港の発展に伴い運河が造られ、交易の拠点として栄えた小樽、街中には小樽の栄枯盛衰を見守ってきた歴史的建造物が点在しています。
この建物は東京駅を設計した辰野金吾が設計、1912年(明治45年)7月に完成した「日本銀行旧小樽支店」、現在は日本銀行の歴史や業務に金融の仕組みを学ぶ資料館になっています。
入館者を迎えるのは旧小樽支店の窓口として使われた営業場カウンター、またロビー周辺には岐阜県赤坂産大理石が使用されています。
営業場の床から天井までの高さは10.5mあり、柱のない大きな吹き抜けの空間になっています。
天井には日本銀行券のマークが、皆さんも一度紙幣を見て探して下さいね💰
日本銀行の歴史を知るお堅いエリア、この後どんどん面白くなっていきますよ😉
日本銀行小樽支店の建設費は支店の中で二番目、最も費用が掛かったのは旧大阪支店だそうです。
相方の故郷広島は支店ではなく営業所でした。
さあこれからは皆さんが大好きな日本銀行券のコーナー、そうですお札の歴史を辿ります。
聖徳太子が描かれた旧100円券ですが、ちなみにお札のデザインで最も多く登場したのは聖徳太子で最多の7回です👑
発行された銀行券の中で最も小さいのがこの五銭紙幣。
また聖徳太子が描かれた一万円券は歴代最長28年間使用されましたが、この一万円札はかなり迫力のあるデザインですね。
子供の頃伊藤博文の1000円札は大金でとても重みがありました💴
お札の時は有難味があった岩倉具視の500円札、コインになってからは100円玉と同じ感覚に💦
ただいま世の中に出回ってるお札の量は約124兆6000億円、数字がデカすぎてピンときません。
長さにすれば地球約72周分、もっとピンときません🤪
人間の体に例えると血液がお金で血管が銀行、そして心臓は日本銀行と分かりやすく上からの説明💦
重厚な扉の先は金庫室、実際に利用していた金庫を開放し内部を再現しています。
目の前にある札束が本物なら1000億円、でも大谷翔平選手のギャラより少ないのでインパクトは弱いです。
日本銀行旧松江支店でも体験した1億円チャレンジ。
かなり重たいですが本物なら二つは持って逃げる自信があります✌
最初は気乗りしませんでしたが実際使用しているお札は親近感がわき、一枚でも多く集めたい衝動に駆られました。
ここは入館料が無料ですが、かなり見応えがあり超おすすめスポットです。
その日銀の道路を挟んで真向いのこれまた存在感のある建物、この洋館近づいてみると・・・
ハローワークでした、チャンチャン🤑