隠れグルメの宝庫狸小路、すごい居酒屋とキノコ専門イタリアンを見つけたので次回はそちらへ。
コロナ禍中から訪れてましたが、昨秋に比べても確実に人出が増えた夜のススキノ。
去年10月はまだオープン前だった新しい商業施設「COCONO SUSUKINO」、ファッションにコスメが充実で道内人気店も入居するレストランフロアーとススキノの新しいランドマーク。
北海道と言えばジンギスカン、予約してお邪魔したのは「札幌成吉思汗しろくま本店」さん。
目的は国内消費量の1%以下の一度も冷凍せずにチルドで牧場から直送される北海道産生羊肉。
入荷状況によって産地が変わり、この日は生ラムは佐呂間町産で生ホゲットは音更産。
食べ比べはこれまた一度も冷凍していないオーストラリア産のラムとマトン。
サッポロクラシックで乾杯ですが、今までで北海道で飲んだ中で一番不味いビールでした。
その理由を断言はできませんが同じ飲食の身としてスタッフの導線を見れば明らか、気を取り直してジンギスカンを賞味します。
卓上にはニンニク、唐辛子、塩がスタンンバイ。
付け合わせのネギと玉ねぎももちろん道産。
お肉の到着で手前が音更産ホゲットで奥がNZ産マトン。
最初の一枚は指導を兼ねてスタッフが、ちなみにホゲットとは生後12ヶ月以上24ヶ月未満の羊のお肉。
指示通り上手く焼けました、ちなみに私は焼肉屋を営んでおり忠実に焼きましたよ。
塩を付けて肉をダイレクトに食べましたが独特の羊臭は少なく、とにかく旨味が濃厚でその余韻が長続きします。
いつもはAUS産ですが牛肉と一緒で旨味と香りは段違い、北海道に来られたら道産羊肉は必食ですよ🐑
続いては馴染みのあるAUS産マトン。
やはり道産と比べると味は段違いで黒毛和牛と国産牛みたい、逆に言えば道産が素晴らし過ぎたと言うことです。
旨味の強い野菜達、他にじゃがいもやアスパラガスと道産野菜も充実。
甘味控えめで羊肉を引き立てるタレ、唐辛子とニンニクでパンチをプラス。
ラム・マトン・ホゲットの違いですが・・・
羊の年齢によってお肉の名前が変わり12ヶ月未満はラム、12ヶ月以上24ヶ月未満はホゲット、24ヶ月以上はマトンです。
次のドリンクを探していると、メニューにはなんと高級ワインオーパスワンの文字が。
ボトルのお値段は14万円、それだけ払えば店内羊だらけになるぐらい食べれますね💦
10万円なら飲もうと思ったのですが、ここは札幌成吉思汗しろくまオリジナル純米冷酒で。
ちょっと気になった希少部位盛り合わせを注文。
写真左からハツ・ハラミ・レバー。
ハツは牛とほぼ同じ味で鶏でも鰹でも心臓はよく似ていて、味は淡白ですが栄養分が富んだ部位です。
ハラミは食感こそ牛に似てますが、味の奥行きは牛さんの圧勝。
キモも甘みが薄く、これまた牛さんの圧勝🐂👑
希少部位盛り合わせのお皿、請来軒の上肉用と一緒でした😁
注文した羊のつくねは生ではなくボイルされ登場、おそらくお湯ではなく羊から取った出汁でボイルかも?
断面からして食べる前から「旨い」のオーラが出てます🌈
つくねは小ぶりでも旨味は満タンに詰めっていて、頬張ると羊肉の味と香りが爆発します。
〆は北海道産米ふっくりんこと甘めのキムチ。
請来軒でもそうですが、肉と白飯は人を幸せにしますよね。
圧巻の道産羊肉は食べ応えがあり、羊の色んな部位が楽しめたしろくまさんでした。
二杯目の生ビールは美味しかったけどやはりというか生ビールは鮮度が命、同じような事を請来軒では絶対しないと心に固く誓ったある意味勉強になった夜でした。