お楽しみの夕食はホテルからタクシーで約10分、26号線沿いにある「福幸酒場 おだづまっこ」さん。
ちなみに「おだづまっこ」とは方言でお調子者だそう。
人気店なので予約を入れてからの訪問、こちらは喫煙可なので嫌煙家の方はご注意を。
気仙沼ホルモンや焼きそばなどご当地メニューもありますが、一般的な居酒屋さんと似た構成です。
テーブル席が大半ですがしっぽり飲みたいのでカウンターをリクエスト。
鶏と竹輪に姫タケノコのきんぴらが付き出し、結構ボリューミー。
お造りを軽めに盛ってもらいました🐟
イカって歯応えのある天然真鯛にタコ🐙
上質な脂の中トロにねっとりとした身のソデイカ🦑
大将からのサービスで気仙沼を代表する鰹、。
日本酒にシフトチェンジですが昼間購入した気仙沼の日本酒(3本購入)を、ハンドルを握ってたのでしっかり味を見極めますよ🍶
鮮やかなラベルで写真には写りませんでしたが、一杯目は気仙沼男山本店さんの「美禄 特別純米酒 初呑み切り 夏風薫る 暁の輝露」。
甘さと酸味が控えめで飲み口はスッキリ、まさにこの季節にピッタシの一杯。
メインはこちらの人気商品「イカのふみそ焼き」、陶板の中からふんわりとワタの香りが漂ってます。
イカの旨味はもちろんですがワタとバターのソースが悶絶級の旨さ、このソースを残しておくと後に感動のフィナーレが待ってます。
宮城県産米・蔵の華を使用した、気仙沼角星さんの「水鳥記 特別純米酒 蔵の華」、大阪では見たことのない初めての蔵元さん。
口に含むとパッと旨味が広がりますが、後味は潔くサラッと消えていきます。
最後のアテは気仙沼らしくカツオハラス焼き。
他の魚のハラスと言えば結構脂乗りがきついですが、鰹はそれが全くなく野性味すら感じる骨太なお味。
肉みたいな歯応えですが皮目の脂との対比が楽しい逸品。
購入しなかった日本酒からは先程の角星さんの「水鳥記 特別純米酒 夏酒」、夏酒らしくスッキリ爽やかなでクリアなテイスト。
こちらは酒器もこだわってますがスタッフ(約1名)の説明がすごく、酒の旨さをさらに引き立てる素晴らしい知識に舌を巻きました💦
〆はいかのふみそ焼きのソースで作ったチャーハン。
イカのワタやバターをまとったご飯はもはやリゾット、これだけ食べに気仙沼に来ても損のない強烈なインパクトでした。
夢中に食べ気が付けば完食、これ白ワインに絶対合いますよ。
生ビール4杯にご紹介した料理とドリンクで会計はご覧の通り、同業者としてよくやっていけるなと感心より驚き😲
サービス精神旺盛な大将にそこに集う気仙沼吞兵衛の活気、料理も方言も全てが心地よい「福幸酒場 おだづまっこ」さんでした。
デザートは紅梅さんの揚げパン、かぶりつくと中には甘さ控えめのこしあん。
気仙沼に流れるスローな時間に癒され初日は終了、明日は今回一番大切な場所に向かいます。