空港から仙台東部道路・三陸道を通って約2時間、旅の目的地である気仙沼に到着。
世界三大漁場の三陸沖に隣接し、世界中から漁船が集う港町の活気が漂う気仙沼市内。
ただその港を囲む真新しく高い防波堤、こちらに来たらあの話しを避けては通れません。
今回はそれを辿る旅になります。
気仙沼最初のイベントはもちろんグルメ、お邪魔したのは地元ローカルに人気昭和17年創業「かもめ食堂」さん。
東日本大震災前に閉店し地震で店は全壊しましたが、とある人物の活躍で見事復活した市民に愛される食堂。
ラーメンがメインですがカレーや丼物と食堂らしいメニューも。
まだまだ新築の雰囲気の店内。
注文はお店の看板「かもめラーメン」とサーモン丼のCセット。
気仙沼らしいふのりをトッピング。
五島うどん並みの極細ちぢれ麵はスープにもよく絡み、のど越し良くスルスル胃袋に流れていきます。
鶏ガラや煮干しの風味がたまらないスープ、旨さがじんわり広がる優しい出汁。
他店の三倍はあろう分厚いチャーシュー、肉の旨味がガツンとくるパンチの効いた一枚🐖
ふのりが放つ磯の香りとシャキシャキ食感、ただ醤油よりは塩ラーメンの方が間違いなく合います。
ベースは醬油ラーメンと同じ海老ワンタンメン。
小ぶりながらもエビの旨味をしっかり感じるワンタン🦐
ラーメンのお供はワサビ醤油で漬けにしたサーモン丼。
サーモンの脂を中和するワサビに風味付けのゴマ、敷かれた海苔と硬めのご飯まさに計算ずくの旨さ🐟
歴史を感じる一杯にほっこり癒されたかもめ食堂さん、これから復興した街を散策します。