浮見堂から車で10分安波山のふもと、細く勾配のきつい坂道の先にあるのが2021年3月11日に開園した「気仙沼市復興祈念公園」。
駐車場からは徒歩3分、公園下には車いす優先駐車場があります🅿
見学者を迎える伝承彫刻は園内に多数設置。
気仙沼市復興祈念公園は東日本大震災により犠牲となられた方を悼み、震災の記憶を後世に伝え、未来の安寧を祈念する場所として、震災から10年となる2021年(令和3年)3月11日に開園しました。
あまりにもたくさんの犠牲者銘版を見て言葉が出ません。
あの日無念にも人生が終わってしまった方々、中には0歳の赤ちゃんもいて胸が締め付けられる想い。
海への祈りをささげる復興祈念のシンボルとなる高さ10メートルの「祈りの帆(セイル)」。
いつまでも2011.3.11を忘れないことが犠牲者への供養。
内湾の一番奥にある唐桑エリアを津波が容赦なく襲いました。
甚大な被害を受け壊滅的な唐桑の町ですがまっすぐ伸びた道路に碁盤の街並み、区画整理事業も進み新しい町へと変貌を遂げつつあります。
公園から見える穏やかな内湾、気仙沼は復興に向けて確実に前に進んでいます。
ただ現場に立ってみると人間の予想を遥か超えた津波の威力、官民一体となった災害への備えの大切さを痛感した気仙沼市復興祈念公園でした。