和空さんの夕食は「花に水、料理は心」の神田川俊郎さん主催の料亭神田川監修。
今回の献立は地元奈良の食材を使用したスタンダードプランの「大和懐石」、ワンランク上の「特別大和懐石」は希少な大和牛など食材もグレードアップ🐂
蒸し暑い中我慢してたビール、エビスの生ビールで🍻
先付けは優しい味の胡麻豆腐、ピリッとアクセントに辛子みそを添えて。
前菜はお疲れ気味の胃袋ににぴったりのタコときゅうり梅肉和え🐙
その他袱紗焼き、青桃丸十オレンジ煮、ちまき、枝豆、川海老とコメントに困る品々。
笹の葉に包まれた気になる中身は・・・
押し寿司でしたが、酒飲みにとって早い段階でご飯ものは悪酔いを避ける意味でも有難いです😊
和食にはもちろん日本酒、こちらでは日本酒発祥の地と言われる地元奈良の蔵元さんを中心にリストアップ。
そんな左党はまず「大和飲み比べ3種」を迷わず注文。
三種の中で一番有名な春鹿は爽やかな酸味、飲み口もキレがあり大古のロマンを感じる風味🍶
とうもろこし真丈は居酒屋レベルで出汁の塩味は強め、和食で椀物は重要なのでこれは残念。
まるでサラダのような盛り付けのお造りは鰹。
香味野菜のシャキシャキ感にピリ辛特製ドレッシングの見事なマリアージュ、このお皿はまさに神田川の真骨頂。
奈良のクラフトビールもスタンバイ、ドイツビールらしく香りが芳醇🍺
厳選の日本酒からは天理は増田酒造さんの「神韻純米酒」、米の旨味と香りが広がりますがここで閑話休題。
この増田酒造さん請来軒実はとてもご縁があり、40年以上前からこちらのにごり酒「都姫」をご提供していました。
酸味と甘みのバランスが抜群でこのにごりのファンも相当いらっしゃいましたが、あの十三駅前火災と同じ時期に終売となった歴史があるんです。
その神韻を合わすのはスズキのオイル焼き、かかっている爽やかな胡瓜酢が淡白な身と日本酒をを引き立てる渾身の一皿👏
和牛リブロースのしゃぶしゃぶが登場、しかし旅館で美味しい牛肉に当たった試しがありません。
見た目イマイチの肉質でしたが食べてビックリ、香りも旨味もしっかり噛めば噛むほど旨味が広がる嬉しい誤算🐂
絶妙な塩味のとうもろこしご飯と赤だし。
🍉に🍍となんちゃってババロアで門前懐石は終了。
料理の内容も大広間での食事と門前宿らしい雰囲気の夕食、グルメを求めるなら絶対特別懐石コースですよ🍱