明洞とは違い洗練されたオフィス街江南、ランチタイムになるとビルから吐き出されるように人であふれます。
お邪魔したのは江南駅のサムソン本社ビルの南側にある「清流壁(청류벽)」さん、ここはこだわりのある麺が人気のお店。
開店間もなくの入店もすでにほぼ満席で12時には行列が、江南とあって昼から飲んでいるグループはごくわずか。
右を向いても左を向いてもメニューはハングルのみ💦
キムチなどのパンチャンをつまみにTERRAで乾杯、サラリーマンのランチを尻目に飲むビールは格別🍺
こちらはポッサム(茹でた豚肉をキムチやニンニクなどと一緒に野菜に巻いて食べる料理)が有名ですが、ディナータイムのみの提供らしい。
すると横のテーブルにある豚肉を指差し注文、ハングルが話せなければ確実な方法です。
豚肉を食べに韓国に来てるみたいなものでクオリティーも高く、セウジョッ(アミエビの塩辛ソース)に漬けると豚肉の旨味が格段に上がります。
ポッサム用のキムチはありませんが、純粋に豚肉が楽しめるのでこれもありです🐖
お目当てのトゥルギルムマッククスが着丼、ビジュアルは微妙ですが初体験の味が待ってました。
トゥルギルムとはえごま油のことで具材はそれに海苔とゴマのみ、とにかくよくよくまぜまぜしてなじませます。
鮮烈かつ爽やかなえごま油の風味はえごま好きにはたまりません。
そば粉100%のククス(そば)はえごま油に負けず、ゴマと海苔のハーモニーも抜群👍
こちらでは店内でえごま油を搾っていて、まさに引き立てが味わえる貴重なお店。
口の中をさっぱりさせる牛骨スープ。
そのスープを麺に投入すると・・・
えごまに牛骨のコクが加わり究極のスープに、えごまの香りと牛の旨味が染み出てもはや感動レベル😂
なら最後は当然こうなりますよね、ここでしか味わえない豚肉とえごまスープの夢のコラボ。
他店でもトゥルギルムマッククスを提供するお店はありますが、そのほとんどが出来合いのえごま油を使用。
店内直搾りのえごまが楽しめる清流壁さん、唯一無二最高の一杯でした。