早くも帰国の日、今朝も雲一つない気持ちよい秋晴れ。
相変わらず買い物客で賑わう南大門市場、ここは今も昔もお店は変わらず。
カフェが出来たくらいでおなじみのお店が軒を連ねます。
1398年に朝鮮王朝初代王である太祖(テジョ)によって建立された「崇礼門(通称南大門)」🏰
朝鮮の首都漢陽(ハニャン、現在の韓国ソウル)を取り囲む城郭の正門としての役割を果たしていました。
城郭には8つの大小門が作られていましたが、そのうち最も南側にあったため南大門(ナンデムン)とも呼ばれてます。
ここ北倉洞は南大門市場のすぐ近くで、庶民的なお店が密集する「モクチャコルモッ(食い倒れ通り)」。
ソウル最後のグルメはその通りにある「龍湖洞ナッチ 北倉店(용호동낙지 북창점)」さん。
本場プサン式ナッコプセ(낙곱새)が食べられるお店です。
時間のある旅行者のくせにお邪魔したのが正午、15分ほど待っての入店。
それ以上の行列が発生している右隣のお店、よく見ると以前お伺いしたスンデクッパの老舗店「農民白岩スンデ(농민백암순대)」さん。
ソウルのナッコプセは激辛ですが、プサンのは甘辛いのが特徴。
ここのパンチャンはおかずというよりもアレのためです。
もやしに韓国のり。
それにごはんときたらアレですよね🍚
着席してから5分もしないうちにナッコプセが運ばれてきました。
タコ(ナッチ)、ホルモン(コプチャン)、エビ(セウ)の3つをピリ辛炒めにしたのが「ナッ・コプ・セ」でプサンの郷土料理。
基本ナッコプセはスタッフ任せ、GOサインが出るその時まで大人しくしてましょう。
ランチタイムでも遠慮なく飲みますよ~🍻
ぐつぐつと美味しそうに煮上がりました、ナッコプセの完成です🎉
歯応えの良い手長だこ🐙
プリッとしたエビ🦐
脂身が甘~いホルモン。
箸休めにとパンチャンには豆腐が付いてます。
スープを吸った春雨も良いアテですが、これからが本番。
ごはんにパンチャンの野菜と韓国のりを盛ります。
そこにナッコプセを投入して、ピビンパみたいにまぜまぜします。
ナッコプセもう一つの楽しみで手長ダコと海老の海鮮出汁に、野菜やホルモンの甘味が加わって至福の味に昇華します👼
あまりの美味しさに会話を忘れてひたすらピビンパに集中。
ソウルで本場プサンの味が楽しめる「龍湖洞ナッチ」さん、身体の芯からポカポカと温まってくる味わい。
まともなグルメはここで打ち切り、少しだけブラ歩きして空港へ向かいます🚇